先日、北九州の実家から両親と一番下の妹が、一緒にランチをしにやってきました☆
そう!
おち鮎の時期です☆
毎年、背ごしの時期とおち鮎の時期の2回は、日田の『春光園』へ、鮎を食べに行くのが恒例なのです。
うちに迎えに来てくれて、車一台で、日田へ。
鮎づくしのコースで
☆うるか
☆刺身
☆甘露煮
☆塩焼き
☆汁物
☆おつけもの
☆骨せんべい
この日は、普通のご飯の代わりに鮎の炊き込みご飯を別に予約していて、土鍋で大きな鮎が一匹まるごと、ご飯の上に乗せられ、ふっくら炊かれていました。
女将さんが、それを目の前でほぐしてご飯に混ぜ込んで下さいました☆
この鮎ご飯が、絶品なのです!
ご飯を混ぜながら、女将さんが『春光園』が出来るまでの経緯を話して下さいました。
3代続く、飲食店らしいのですが、もともとは、日田で一番初めにビアガーデンを始められた食堂だったそうです。
川沿いにあるので、広いお庭で川を眺めながらビールを飲めるようにされてらしたとか。
旦那さんは、東京の全く違う分野の大学に行かれ、1年休学して世界を旅されたそうです。
そして、世界中を見てきて、何処にいても同じ、何をしていても生きていける!と思って日田に戻って飲食店を継ぐ決心をされたそうです。
でも、どうせするのなら、地元のものを使い、ここでしか食べられないものを作ろうと思われたそうで、有名な料亭に修行に入ります。
それから、今の形になったそうです。
漫画の「おいしんぼ」の中にも、この『春光園』が出てきます。
そんなお話を伺いながら、美味しくお食事を頂きました♪
外では、ゴールデンレトリバーのイッセイが、食べ終わるのを待っていて、私達が出てくると、一緒に目の前にある川沿いの散歩道を歩くのが定番コース。
歩いてたら、イッセイがまさかの川へのダイブ!!!
泳ぎだしちゃった(汗)
暑かったんだろうし、ゴールデンは水が大好きなのは分かるけど、これから車に乗るのに、びちょびちょです(苦笑)
親父に怒られてました(笑)
で、浮羽の家に戻り、この日は、午後から知り合いの方の犬、ハル君とイッセイが、ご対面の約束をしてました。
ハル君は、捨てられて放浪していたらしく、ガリガリに痩せて、病気をしていたそうですが、保護されて、ずいぶん元気になりました。
でも、ガンがあるらしく、あまり無理は出来ない状態だそうです。
とてもいい子なのですが、臭いにすごく反応するらしく、興奮すると言うことを聞いてくれなくなるらしく、一度、親父&イッセイに会って話が聞きたいとの事だったので、「ワンコ茶会」をセッティングしていたのです♪
ハル君が到着するまで、お散歩がてら、ご近所さんの飼われている仔犬のコロちゃんに会いに☆
うちへは、散歩の途中でよく寄ってくれるので、いつも一緒に遊んでいます♪
散歩途中で飼い主さんがリードを外すと、うちに来ちゃって、網戸をカリカリしながら私を呼ぶので、起こされます(笑)
まだ、生後3ヶ月に満たないコロちゃんは、イッセイの様な大きな犬に会うのは初めてだったようで、キャンキャン哭きながら、私達の後ろに隠れていました。
よっぽど怖かったんでしょうね。ごめんね〜
でも、ご近所さんご夫婦も一緒にしばらく遊んでいると、少しづつ慣れてきて、遊ぼ〜って自分から寄っていくようになりました♪
ご近所さんもコロちゃんのトイレと甘噛みのしつけをどうすればいいのか分からなくて、よくうちに相談に来られていたのですが(私はネットで調べるだけ(笑))、 今回は父がいたので、いろいろと犬談義に花が咲いていました☆
甘噛みするのは、まだ乳歯で歯が痒いから、骨ガムみたいなのを噛ませてあげるといいですよ〜とか、癖になって大人になっても治らない事もあるので、甘噛みした瞬間に「痛たた!痛いよ〜!」って声に出して言って、こうするとイヤなんだなぁーって意思表示して教えてあげるといいとか…
実際に父が「痛いよ〜!」って噛む度に言うと噛まなくなった!!!
怖い感じで言ってるわけでもないのに、ちゃんと分かるんですねぇ〜
そして、ハル君も登場し、ご近所さんとコロちゃんも一緒に来て、我が家は大賑わいになりました(笑)
ハル君は、純血か交じってるかは分からないけれど、見た目はゴールデンそのもの。
捨てられて弱ってたとは思えないほど、綺麗で元気でした☆
雄同士なので、一応リードを付けて、ご対面。
すると、かなり吠え合ってしまいました(汗)
イッセイは、他の犬に吠えたりケンカをしようとする事は滅多にないくらい友好的なのですが、ハル君は、どうやら育った過程で他の犬と一緒に過ごした経験があまりない犬だったのか、犬同士のルールが分かってない様なのです。
普通、お互いに臭いを嗅いだりして、挨拶をするのですが、いきなり飛び掛かって来ちゃったから、イッセイも「なんだコイツ!」と思ったらしい…
引き離して、父がしばらくハル君を連れて散歩に出かけました。
そして、帰ってくると…
飼い主の方曰く、帰ってきたら全く変わっていたと!
それから、少しづつイッセイと慣らしていきました。
帰る頃には、だいぶ慣れてきていたようでした。
両親が浮羽に来る度に、少しづつ会って仲良くなっていくといいね〜って、話してました♪
ハル君は、犬同士のルールがあまり分からない為か、遊びたいあまりに、他の犬達にいきなり飛び掛かって行っちゃうので、みんなに避けられてしまうそうで、遊べるお友達がいなかったそうなのです。
どうやら、父とイッセイとの関係を見て、そしてイッセイと触れ合ってみて、どんな風にすればいいのか、分かってきたみたいでした。
飼い主の方から、後日お礼のメールを頂きましたが、あの日から様子が違ってきて、落ち着いてきたとの事でした。
父ともハル君の事を電話で話しましたが、しっかりとどっちが上位なのか分からないと言ってもきかない話をして、ルールを教える話もしたけれど、病気のハル君に、それは必要なのだろうか…自由にさせてあげてもいいんじゃないのか…と、その後ずっと考えていたそうです。
人間も同じですよね。
「しつけ」は、必要なのだろうか…
人間も動物も変わらない「本当に大切なこと」の部分でしっかり信頼し合いながら、人間と一緒に暮らす上での人間界のルールは、教えてあげるといいのかなぁと思いました。
信号で車が来るから止まって!とか、人の家や畑だから入らないで!とか、人間が勝手に決めたルールで、本来は動物とっては、どうでもいいルールですもんね。
ホント、人間も同じですよね。
以前、竹下先生の子育てのセミナーで、よく伺ってましたが「明日死ぬかもしれない」と思って接すると、本当に大切な事に焦点を当てて生きれるのでしょうね。
子供が誘拐された時に、「生きて返ってさえくれたらいい」と思う。勉強しなさい!とか、宿題したの!とか、もう言うまいって。そんなお話をよく伺っていました。
本当に、自分も周りも、明日いなくなっても全くおかしくないのですよね。
本当に大切な事は何なのか…明日で命がなくなっても後悔しない様な生き方をしたいなぁーと改めて思いました。
ワンコ談義をしながら、みんなでお茶をして、とっても楽しく多くの学びを与えてくれたワンコ茶会でした☆
ご近所のワンコ達も一緒に恒例になりそうです(笑)