星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

新米パーティ♪

素敵なクリスマスは過ごせましたか?


やっと、お米の籾摺りが終わったので、メンバーやたくさんお手伝いして下さった方々と一緒に先日、初新米を食べる新米パーティをしました♪


お正月に向けて、午前中はみんなで田んぼの畦の草刈り&掛け干しした竹の支柱を片付け。

種を分けて頂きに行き、苗床を作って種蒔き、たくさん鳥に食べられて急いで蒔き直したり、鳥避けの紐を張り巡らせたり…

耕さない田んぼに一本一本手植えし、一ヶ月以上かかった長い長い田植えは、朝5時から毎日のように続き、終りが見えなくて気持ちを保つのが大変だったね〜って、しみじみと振り返りました。


私は何より台風で倒れた黒米を立て直す時が一番泣きそうだった。


お水を絶やさないように、田んぼをいつも見守って…


花が咲いて、結実した時の喜びや稲穂が色づき垂れ始めた時の、なんとも言えない感覚。

稲刈りで、初めて鎌を入れる時も泣きそうになった(笑)


支柱の竹を山から100本以上切り出したり、支柱を立てて、やっと掛け干しした稲が何度も倒れてはやり直し。

本当にたくさんの方々に助けて頂きながら過ごした約一年間の田んぼでのシーンがありありと思い出されました。

次々に片付けられ、草刈りした田んぼは、広い広い原っぱになりました☆


一年間ありがとう!
たくさんの恵みを与えてくれて、ありがとう!

数えてみたら20名以上の方々がお米作りにかかわって下さっていました☆

いっぱい助けて頂き、本当にありがとうございました!


午後からは、パッピーヒルの白米や玄米、黒米入り、友人のヒノヒカリの白米や玄米、炊飯器や圧力鍋で炊いて、5種類のご飯を食べ比べましたo(^o^)o


それぞれが、ご飯と一緒に食べたいものを持ち寄っての新米パーティ♪


パッピーヒルと黒米という特殊なお米は、単独で主食にするという感じではないですが、こんなにたくさんのご飯を食べ比べる機会は滅多になくて、それぞれの個性が面白かった♪


たくさん食べて一段落したら、人数がいるうちに残しておいた来年の種をみんなで手作業で脱穀して、種を保管しました☆


全て品種をゆっくりと丁寧に手で触れて終える事ができて嬉しかった☆


終わって解散したのですが、猟を学んでいるメンバーが鹿肉をもらったから、今から持ってくから、食べませんか?と戻ってきて、急遽再集合(笑)


アバラがそのままで、かなり大きな肉の塊。(肉の写真がありますので苦手な方はご注意下さい)

男性達が捌いてくれて、炭もおこして、いつの間にかそのままバーベキュー大会(笑)


刺身に焼き肉に〜と赤ワインで楽しませて頂きました☆

私はアバラ骨を頂いて帰って、薪ストーブの上でニンニク、ローリエローズマリーと一緒に一晩煮込んでスープをとり、濾して骨に付いてた肉を解してシチュー仕立てに♪


で、クリスマスイブも結局引き続きシチューでパーティ(笑)


ここのところ、ウコッケイの瑠璃とキラリも、たくさん卵を産んでくれていて、10日ほどで8個くらい☆

20分ぐらいかな、ブルブルとお尻を震わせながら産み落とすのを見守って、温かい卵を手にとると、卵に対する意識も変わります☆



田んぼのお米といい、猟をした鹿肉や卵といい、命と向き合って食卓にあがってくる暮らしは、他の命を頂いて自分が生きている事を実感するし、他の命が健全じゃなければ、自分の命が健全に保てるはずがない!と肌身で感じます。


土も空も水も、動物達の状態も、みんながいい状態じゃないと、私がいい状態でいられるはずがない。


切り離せない…というか、同じものですもんね〜

無駄なく大切に向き合って料理したいと思うし、じっくり味わいたいという思いが自然に湧き上がってくるのですよね〜



今年の2月から始まった田んぼ。

田んぼを始めて、じっくりと向き合う事で、私の心も廻ってくる事柄も大きく大きく変化した気がします☆

学び多く濃い一年だった!

いろんな事を思い起こさせてくれた新米パーティでした☆