先日書きかけた記事。
ちょっと遅れてしまったけど載せま〜す☆
雨になりました。
ゆったり足湯の朝♪
急に寒くなって、昨日は室温が10度を切ってきて、さむぅ〜と、朝石油ストーブをつけました。
石油ストーブつけるくらいなら…と、雨の前にと慌てて田んぼに行く前に薪ストーブ準備☆
2年ごしでボチボチ準備して乾かしておいた火を焚くのに必要ないろんなサイズの薪。
焚き付け用の杉の葉と細かく小割りした杉の薪、柿の小枝に柿の大きなのを割った薪。
薪入れにいっぱい詰め込んで、部屋に運び込んで田んぼに行く前に火入れしました☆
今季初の火入れ。
手を合わせて炎に感謝の祈りをして点火。
また、今季もよろしくお願いします!
パチパチと勢いよく燃え始め、順調に温度も上昇してくれました☆
やっぱり、炎は美しく清らかで、見てるだけで、その空間を感じているだけで、どんどん心身は緩み心は静まっていく♪
そして、外に出ても寒くないくらい内側から暖めてくれる!
喜びの中、ホコホコで田んぼに向かいました☆
田んぼ。
昨年よりかなり面積も増やしたはずなのに、来てくださった皆様のお陰でグングン作業は進み、11月5日に稲刈りが終了。
昨年は、12月に入ってまだ脱穀してたのに…
唐箕がけも同時に進めてたので、黒米、ヒノヒカリの唐箕がけは既に終わり☆
後は、ハッピーヒル、アサヒ、緑米の唐箕がけのみとなりました!
昔ながらの足踏み脱穀機や唐箕を使っての作業は、かなり手間隙のいる事で、お手伝いに来てくださったみんなが口を揃えて言うのが、お隣の田んぼとの差。
私達が、みんなで数週間、1ヶ月かけてする作業を、一人で、数時間で終わってしまうお隣の田んぼ(いや、お隣だけでなく周りのほとんどの田んぼ(笑))。
私達が作業してる横で、あっという間に終わってしまう。
その光景を見て感じて、思う事はみんな様々だけど、それを直に肌身で感じて考える事って大切だなぁ〜って思っています。
私達みたいなやり方をやってなければ、機械を使って数時間で終わる事が当たり前になってしまうのだと思うけれど、その裏側には本当はこれだけの手間隙がかかる作業があるって知ってるのと知らないのとでは、全く違うと思う。
そして、その事が及ぼす影響も。
私達が長年毎日食べてきているお米の事、一人一人自分で考えてみるといいなぁ〜って。
私達が足踏み脱穀機で脱穀していたら、お隣で作業していた農家さんが興味深そうに見に来て、体験がてら脱穀してくれました。
年配のご夫婦なのですが、資料館とかで見た事はあるけど、使った事はないとの事。
通りががりの人も含めて、周りのいろんな方々も見学に来られたり、体験しに来られたりします。
みんな何を感じただろうなぁ〜
自分達のやり方も機械を使った方々のお手伝いも両方を体験してみて私が感じる事は、確かに機械を使ったらあっという間に終わってしまって、その他の時間は好きなように使える。
まぁ〜機械を買う為に、借金したりして、その他の労働を長時間やらないといけないのだろうけど…
借りたり、貰ったりもあるだろうしね。
効率的で早い。
でもね、でも。
稲達に触れたり、直接感じて交流している時間が極端に少ないなぁ〜って思う。
人の命も稲の命も、命を機械の方に合わせるように動くのだなぁ〜って。
そして、粗い。
手作業って、ゆっくりで非効率的だけど、なんて命に優しくて丁寧で綺麗なんだろうって思う。
稲と一緒に心が育っていく気がする。
身体は筋肉痛になるけどね(笑)
そして、稲や大地との繋がりや一緒に作業してくれた人達との繋がりも。
感受性もコミュニケーション能力も高まるんじゃないかなぁ〜
ゆっくり丁寧に時間をかけて接していると、愛しくて大切で、優しい気持ちになるんだよね〜
大地への影響や稲以外の動植物への影響もいろいろあると思うけれど、私にとっては、やっぱり愛しさと美しさ、そして何より好き!って事が一番かも♪
ただ、時間がかかるからその時間の確保、日常の他の事柄との兼ね合い、バランスの取り方が難しいなぁ〜とも思う。
まぁ〜
これは、子育ても同じだろうけど、どんな事でも慣れていくに従って、バランスの取り方も身に付いてゆくのだろうけれど…
昨年よりは、ずいぶん楽だけど、まだまだだなぁ〜
あっ、あと小さな子供達も年配の方々とも一緒に遊びながら作業できるのも、ゆっくりリズムのいいところかも。
昔ながらの道具達の使い方、はざ架けの竿のかけ方、稲のくくり方を教えてくれる先輩方、眠っていた道具達も、道具を作る職人さん達もみんな活きてくる♪
今は、コンバインで粉砕されて稲藁を田んぼに撒いてしまうから、稲藁もなかなか出ないとか。
せっかく、架け干しして綺麗な稲藁が取れるのだから、藁を使った箒や鍋しき、しめ縄なんかの藁細工も学びたいね〜と、ワクワク話しています♪
何はともあれ、新米まであと一息☆
お楽しみに〜♪