星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

幸せなこと

朝晩もずいぶん冷えるようになってきて、空気も澄んできましたね。

朝いちばん。
じわじわと明るみながら変化してゆく空を眺めながら、ストーブに火をおこし、お湯をかけて、外の薪置き場へ薪を取りに行く。


家の縁側の軒下に積んだ薪は、雨や雪の時用。
晴れた日には、朝露に濡れた庭の植物達を見ながら、ちょっと遠い薪置き場から運びこむ。

暖まってきたストーブの横に座って、お茶を飲みながらゆっくり♪


なんとも幸せな大好きな時間です。


薪ストーブが焚かれ始めたら、家の中も縁側も干し物だらけになります(笑)


二年近く前にパートナー君とコマ打ちした椎茸が、今季初収穫出来始めたので、私が数年前に打ってたのと合わせて、今季は毎日のお出汁用の干し椎茸まで自給出来たらいいねーって、せっせと干してます♪

渋柿もたくさん頂いて、今年は久しぶりに100個以上吊しました♪

甘柿もたくさん!
甘い方は、煮込んでカレーのチャツネ代わりに使う柿ペーストにして瓶詰めしたり、スライスして干して柿チップにしたり~

最近は、胡桃を柿チップでくるんでお茶菓子にするのが我が家のブーム(笑)

ねっとり干し芋や菊芋チップも♪

五徳を置いて弱火にして、じっくりじっくり時間をかけて煎って、田んぼで採れたマコモのお茶も仕込んでいます。
香ばしい香りにうっとりー


なんだか食べる事ばかりですが(笑)




お陰様で田んぼも無事に収穫まで終わり、あとは籾摺りだけ。

やっと一段落して、噐のお仕事の方もなんとか進んできています!
1月からはお味噌作りワークショップも忙しくなるし、まだ寒くなり過ぎないうちに成形して素焼きまで仕上げておいて、寒くなってからは窯詰めして焼くだけにしておきたい。


今は、あったかい日中に成形中ですー♪

近隣の山で切られた木々を山で集めて、軽トラに積んで家に運び込んで、チェンソーで切って、薪割り機で割って、2年ほど干して、やっと薪として使えるようになる。

釉薬として使う為に、木の種類別に分類して干して火を焚きます。

そして、この暖かさや煮炊き、保存食作りに洗濯物も乾かしてくれてーって、たくさんの恵みを与えてくれて、そして出てきた灰を染織作家さんに受け渡してバトンタッチ。


その灰を大切に細やかに焼き直して濾して、その灰汁で草木を染め、藍染の微生物達のご飯にする。


そうして、何度も大切に灰汁抜きされた灰が、また私の手元に戻ってくる!


その灰をお日様に干して乾燥させて、今度は噐を作る時の釉薬になる。


どこまでも循環の中で自然に生かされている安心感。


数年間の暮らしもその中に溶け込んでる。



そして、暮らしそのものが、未来への貯蓄なんだなぁーって思う。
日々の生きる為のものを自然から直接頂いて暮らすこと。

食べ物も燃料も衣服や家を作る材料も。

そうして暮らす事そのものが、自分達が今暮らす為に必要なものと同時に、自分達の未来もその先々を生きる子ども達の為にも必要なものも残す貯蓄になる。


暮らしてるだけで、そのまま未来を形作ってゆく。


自然から頂くもの達を活かす知恵も技術も。
そして、日常の中で使われる事で森は人間から要らないものとして蔑ろにされずに、大切に保たれてゆくのだなぁと思う。


肌身で感じられるくらい直接的でありたい。


そんな風に全身で感じながら暮らしていたい。


内側から喜びが溢れて幸せで幸せで仕方ないから。




なんとも幸せな日々です♪




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