お山でも雨が降り出しました。
ここのところ、この雨の前にアレコレ外仕事を終わらせよう!と、バタバタだったので、久しぶりにお山でゆっくり朝を過ごしてます♪
膝の上でゴロゴロ言ってるにゃんこ達をなでなでしつつ、薪ストーブの前でお茶♪
昨日の新月で、無事に田んぼの全ての脱穀が終わりました!
畦の大豆も脱穀完了!
雨の前に終わって、ホッ。
朝露が残る午前中は、新月だしお山で菊芋と里芋と生姜、そして天道生え大根掘り♪
少しづつ掘ってたピーナッツも、やっと畑の分は昨日掘り終えました☆
まだ、お山の上に植えてるのがあるけど。。。
1ヶ月以上、毎日のように熟したのを収穫しては干して処理してーを続けてきた小豆君も、やっと全部刈って収穫完了!
長かったー(笑)
まだ、青いのもわりとあったから迷ったのだけど、日照時間が短くなって、熟すのが遅くなるに連れて虫くいも増えてきたし、何より、小豆の足元に蒔いた裸麦が10cmほどに成長してきてたから♪
麦踏みしつつ小豆収穫しました☆
それから、下の田んぼへー
稲刈りする時、晩稲の緑米は、まだちょっと早いかなぁーって感じだったので、種用の株はそのまま田んぼに残してたのですが、それも稲刈り。
あと、多年草化してるヒノヒカリの所にも残してあった株が3つ。
1つは全く穂が出なかった株、そしてその隣で実をつけていた株。
その2つは刈りがたく、田んぼの御守りで刈らずにそのまま残しておくことに♪
刈らなかった稲は、どんな経過を辿ってゆくのか観察ー(笑)
それと、もう1株。
こちらは、注連縄用の飾りに♪
種用の株を最後までしっかり完熟させたもので注連縄を作り、年神様にお供えしたくて。
この時期まで田んぼに置いておくと、後から後から出てきていた穂も全て完熟してカラカラになっていて、もしかしたら、そのまま掛け干ししなくても脱穀出来るんじゃ?って感じだったので、水分量を測ってみました(笑)
14.2%!
掛け干しして脱穀する時とあまり変わらない数値!
これ、刈って括らずにそのまま脱穀したら早いんしゃ???
括る手間要らないし、掛け干し支柱も天気の心配も不要(笑)
括ってないから、そのまま田んぼに稲藁も還しやすいし。。。
今回みたいにウンカ被害が大きな年は、田んぼに長く稲を置いておくのは心配だけどーなどなど、パートナー君と田んぼでアレコレ作戦会議してたら、いろいろご指南頂いてるお隣の田んぼの無農薬農家さんが来られて、うちの安価な水分計と無農薬農家さんの高級な水分計での誤差など計り比べたり、話し合ったアイデアもご意見頂けたりしました!
多少の誤差あり。。。
まっ、安かったからなーでも、誤差を把握してたら、目安になるかー
今回は、ずっとやりたかった冬季潅水を試みる予定♪
まだ、田んぼを始める前、もう10年以上前に熊本のお友達の家に泊めてもらった時に初めて冬季潅水の田んぼのお米を食べて、あまりに美味しくて感激し、いつか田んぼが出来る日が来たら冬季潅水でやりたい!って、ずっと思い続けてきたのです。
やっと、試せるっ♪
普通の田んぼは、稲刈りが終わって次の田植えまで水を抜いたままにするのですが、冬季潅水の田んぼは稲刈りの時以外は水を入れっぱなし。
そうする事で生態系はより豊かになると言われています。
大地が豊かになればなるほど、そこに生きるもの達
も健全に育つだろうし、きっとそこで育ったもの達は命に溢れ、それを食べるもの達にもそれは伝わってくんじゃないかなぁー
いつか自分の感覚で分かるようになる為に、水分計で計った後のお米は毎回食べてみて感触や味を確かめているのですが、この田んぼで完熟させたお米は、ものすごく甘くて美味しかった!
これ、絶対、掛け干しよりも刈らずに完熟させた方がお米美味しいんじゃ?
二週間位違うもんね。
で、次回は半分は掛け干しして、半分は刈らずに完熟させてそのまま脱穀ーって方法を試してみようかーと話しています。
どうなるかは、やってみないと分からない(笑)
試してみて食べ比べてみて自分達で体感してみようと思っています。
楽しみ楽しみ♪
そして、畦の大豆の脱穀。
ちょっと前に半分は足踏み脱穀機で脱穀したのですが、鞘もバラバラ落ちて後で選別するのが大変だったので、今回はテントの中で叩いて脱穀してみる事に。
量にもよるだろうけど、うちの量だと鞘が枝から外れずにこっちの方が後の選別もなくて断然やりやすかった!
お山の大豆は、まだ収穫出来てないけど、畦の大豆だけで何とかお味噌が作れそうです♪
わーい♪
足踏み脱穀機も片付けるので、種用の多年草化ヒノヒカリの稲藁を注連縄用に綺麗に処理もー
足踏み脱穀機でいつもと反対に稲藁をかけると軸だけに処理できるらしいのです。
うまく出来たかなぁー
とりあえず、これで注連縄の準備も完了!
来年の括り用に緑米の稲藁も持ち帰って軒下に保管。
まだまだ、手回し唐箕や籾摺りなど、食べれるまでにする事がたくさんだし、田んぼに配ってる括った稲藁もバラバラにして田んぼに撒いたり、水が漏れないように畦の補修したりして水を入れたりーとアレコレ残ってますが、もうお米を室内に取り込めたので雨風の心配はなくて一安心。
パートナー君のお仕事も田んぼも一段落で、お祝いのお鍋ー♪と、夜は掘りたての大根、里芋、菊芋もたっぷり、隼人ウリや椎茸、大根葉にツルムラサキ、春菊も入れてー、頂きものの無農薬人参や天草のセンダゴもー
放し飼いで養鶏されてる方からミンチも届き、掘りたて生姜でツクネにして、最後はお米を炊き込んでリゾットに♪
ほぼ、自家製&頂き物で超贅沢なお鍋となりました♪
ものすごーく美味しいお鍋だった!!!
お山の命達、田んぼの命達、養ってくれてありがとうー♪