やっとやっと、先日の雨の前に足踏み脱穀機での脱穀を終えて、少しづつ手回し唐箕作業に入っています。
食べるのはまだ先だけど、無事に収穫まで出来たし、昨年の餅米(緑米)でお餅をつきました♪
平たーく広げて包丁で切って、作業の合間のおやつや朝食に♪
夏の間にたくさん作っておいた自家製ケチャップとバジルソースをのせた餅ピザもお気に入り☆
端っこは、小さく切って干して瓶に保存しておいて、アラレにしますー
せっかくお米がたくさん採れたから、小麦粉の代わりに米粉にしてお菓子やパンを焼いてみようかな♪
パン代わりはお餅でもいいかー
一応、小麦の種も蒔いたけど。。。
緑米の稲藁がしなやかで稲刈りした時の括り用に最適なので、緑米の稲藁は持ち帰って縁側にぶら下げました。
もう来年の準備☆
唐箕という手回しで風をおこして選別する昔なからの選別機で脱穀した稲と藁くずや軽い籾と分けます。
1人が上から少しづつ入れて、1人がハンドルを回して風をおこして使います。
出てきた籾を大きなカンカンに保管して、籾摺りしたらやっと玄米として食べれるようになります。
ここまでの作業が長いのよねー
いろいろ教えて頂いている無農薬農家さんからお借りした小型の籾摺り機。
重い袋を持ち上げなくていいようにカンカンの横に置いてー(笑)
籾摺りしたのだけど、籾殻がちょこちょこ残ってしまって、2人で地道にピンセットで籾殻とり。。。
自分達用だったり、精米したりするにはいいのだけど、誰かにあげたり、食べてもらったりするには、ちょっとーって感じで。
今回は、イニピィ(インデアンの浄化の儀式)があったので、その時に食べて頂きたくて、前日に初の籾摺りして頑張って籾殻とりしました(笑)
食べて頂こうと思ったのは、多年草化した稲の中でも立派な株を種用として完熟するまで刈らずに田んぼにおいていたもの。
田んぼでそのまま命を全うしたようなお米。
その種用のお米の一部を籾摺りしてみたのですが、ものすごーく美しくて感動しちゃいました!
これからお米作りしていく指針となりそう!
脱穀が終わったので、田んぼ仕事も一段落!という事で、こちらもやっとやっと、器仕事が再開出来ました!
田んぼしている間は、なかなかじっくりと器仕事に向き合う時間が取れなくて。
田んぼ始めて五年目だけど、まだうまくペースが掴めない状態。
春から秋まで田んぼ仕事で、冬から春までお味噌作りワークショップが入るので、いつ器仕事していいものか。。。
まぁ、必要ならそのうち最善が見つかるのでしょう。
今、目の前の出来る事を丁寧にやっていこうと思います。
何度も書いてる事だけど。
轆轤を回していると、自分の心身の中心と轆轤の中心、そして粘土の中心の3つがちゃんと合ってはじめて、ブレずに無理なく自然に形が生み出されてゆくのだなぁーと、いつも思います。
心が外に向かったり、力みがあったりすると中心から逸れて、すぐに遠心力で吹き飛ばされる。
だから、内へ内へ静かに静かに心は鎮まり、中心は揃ってゆく。
ぴったり合ってると何とも心地いい幸せに満たされるのです。
みんなと一体になってるような心地よさ♪
代表作の「星座のアロマ&茶香炉」を作りはじめて
17年。
天の川を針で1つ1つ穴を開けてゆく作業も、まるで瞑想のような時間。
積み重ねた針は次第に削れて細く短くなって。
そんなだから、粘土に触れる前や田んぼに行く前には、まっさらな心で向き合えるように祈ってから始める事にしています。
器仕事は、合間合間に家事も出来て、暮らしのリズムにはピッタリなんだけどなぁー
田んぼで一日中外ーってリズムだとやりにくい。
私が、なかなかまた切り替え出来ないのだなぁ。
こちらも、やっとやっとぜーんぶ収穫終わった小豆や大豆(大豆はお山のはまだ全く収穫出来てないー)、ピーナッツなどの豆類を長期保存用に天日干し。
たくさん採れてる隼人ウリも大根のように切り干しして、冬の保存食に♪
浮羽で放し飼いで養鶏されてる方に卵を届けて頂いてるのですが、ちょこちょこお肉もお願いしています。
鶏一羽分のお肉。
そして鶏ガラも一緒に。
なので、最近は大鍋に鶏ガラを入れて薪ストーブで煮てスープをとっています。
素材の栄養素を壊さない低温での調理方法を学んでいたパートナー君は、大鍋の下に五徳を敷いて低温で長時間スープをとります。
これが、ものすごーく美味しい!
とったスープは自家製のお野菜たっぷりのお鍋にしたり、チャンポンにしたり。
4日間スープをとって濃厚になったものはカレーに♪
どれも絶品でした!
たくさん椎茸もとれたから軸は細切りにして山椒と一緒に定番の佃煮に♪
お肉は、お友達にお誕生日のプレゼントで頂いたスノーピークのオーバルダッチオーブンでローストにしたり♪
日々、豊かに贅沢させてもらっています!
四年前、パートナー君がお山に移住してきたばかりの頃は、砂利と打ち捨てられた瓦礫ばかりで、緑がなかったお山。
木々も少しづつ育っていき、毎年落ち葉が積み重なり、私達も木屑や道に溜まった腐葉土を運び、だんだんと草も生え緑豊かな場所になってきつつあります。
毎年、たくさんの種を蒔いてゆこう♪
たくさんの命が幸せに生きれる場所になってゆくといいな♪
やっとやっと、
は地道な当たり前の日々の積み重なりからだねぇー