満月の夜でしたね。
雨も上がり、とっても明るいお月様が顔を出してました、
毎月、満月と新月の夜には、私達がいつもつけている石のブレスを月の光と星の光に当てて浄化してもらっています。
昨晩は、パートナー君がお誕生日にプレゼントしてくれたお花の球根達がたくさん咲いてくれたので、月光とともに大地やお花も感じて欲しくてその花壇にブレスを置きました。
インディアンの方々は、私達よりもずーーーっと長い年月を生きて何でも知っている石の事をおじいちゃんと呼んで、何かあった時には心を澄まして石のおじいちゃんの声に耳を澄まして話を聴くそうです。
私達が生まれるずっと前から存在していて、私達が死んでしまっても生き続けてこの世界を見続ける石のおじいちゃん達。
パートナーのように石を常に持ち私達が生きている間、一緒にこの世界を旅してもらうーって感じの事を、いつもイニピィで祈りをリードしてくれるヒロさんは教えてくれました。
ケヤキ水源に行った時には、ケヤキの木と交流してもらい、水源のお水に浸し♪
ブレスもいきいき輝いてきます☆
先日、新しく間伐を始めようと思っているお山へご挨拶がてら二人で山の奥まで探検しました。
珍しく長年お手入れされてこられているお山は、全く荒れてる様子がなく綺麗に整備されていました。
それでも杉桧の山はやっぱり暗く、他の木々や下草が生えてこれない環境ではありましたが。
杉桧の人工林の広い山を管理していくことが、年々難しくなっている現状。
安い外国産の材料に押され、私達の身の回りの杉桧は間伐やそれに伴う管理の方が大変で赤字になるからーと放置され、間伐などのお手入れされない事で光も射さず、他の植物が生きられないお山に。
これまでの豊かな山ならたくさんの恵みがあってお山で生きてこれたのに、お山で生きれなくなった動物達も危険な目にあうのを覚悟で人間の元へと降りてこないと生きられない現状。
全て人間が経済のために他の生き物達の生きる場を奪ってきた結果なのに、その動物達を害獣として駆除しようとする。。。
たくさんの命を育んできお山は、もう人間の経済の為の木の畑になっている。
しかも、化学肥料や農薬をまかれた畑のように、自然自らの生態系は壊れ、循環は断ち切られ、人間が常にお世話をしないと生きられない場所となってしまっている。
エンドレスにお世話が必要な人間の都合に合わせた循環。
そして、需要がなければ誰もお世話しなくなるし、多大な労力のいるお世話を出来る人達もいなくなっている。
そして、機械の出番。そのお世話を代わりに機械にしてもらって。。。そんな流れ。
それをお山にこれから関わっていこうと思う私達はやる?
お世話(管理)をし続ける?
山主さんも高齢化していき、次世代は街で働いてるしそんな赤字になるだけの山を誰も引き継がなくて管理できなくなって、どんどん国の保有林となっていってる。
実際に山と向き合う時に、すごく考えた。
私達に出来る?
そして、気がついた。
もともと、お山は、自然は、人間が管理しなくても、人間なんて居なくても勝手に循環の中で豊かに豊かに命を育み循環してゆくもの。
みんなを養ってくれるもの。
本来、管理なんて必要ないもの。
私達がお山に対して出来る事は。。。
人間の管理下にあり、所有物になってしまっているお山を、神々のもとへとお返しすることだなぁーと思った。
神々のもとへ。
神々って、自然そのもの、命そのもの、宇宙の摂理そのもののこと。
全ての命のもとへとお返しする為に。
人間が何にもしなくても自然が勝手に循環して何の見返りもなしに、そこに生きる事でただただ養い養われ豊かに続いてゆく世界へ。
人間がした事で崩れて、断ち切られてしまった循環、バランスを、私達人間が所有権を手放し、自然界へお返しし、所有し管理する立場ではなく私達人間もその循環の中の一員として混ぜてもらえるように。
私達は、崩れたバランスを取り戻せるように、たくさんの命達が生きられる場所となるように働きかけ、生きている間に少しでもお返しする事を進めていきたい。
放置しておけば、すごく長い年月をかけて自然は勝手に循環へと戻っていくと思うけれど、自然は人間がしてきた事を(崩れたバランスを)台風や水害や土砂崩れなどの(人間からみれば)災害のような形でそれを崩し本来へと戻る道を示してくれるんだろうなと思う。
だけど、私達人間もそんな自然の一員として混ぜてもらえるように、やっぱり神々のもとへと循環の中へと生き方をシフトしていかないとーと思う。
何にもしなくても安心して生きられるように、この宇宙の摂理を心から信頼して任せていけるように。
お山が、お山に共に生きる全ての命達がこの事に賛同し、それを望むなら、きっとそのように導いてくれるだろうなぁーと思っています。
今の私達の有り様に相応しいようになる。
だから、私達の有り様をまず神々のもとへお返ししながら、安心して成り行きを見守っていたいと思います。