時間が出来た時に数年前の日記を読み返してみています。
あ〜
こんな想いだったのだなぁ〜って。
誰に見せるわけでもなく、感じた事や自分の気持ちや感情を整理するための日記。
そんな本当の自分自身の心からの想いを出していってもいいのかもなぁ〜って思い始めた。
もしかしたら、少しづつ昔昔の私の想いを、こちらへ載せるかもしれません。
この日記も、そのひとつ。
☆☆☆
女の子が皿を洗ってお手伝いしている。
2つ下の妹が、早く終わらせて一緒に遊ぼうと「お皿あと何枚〜?」と聞く。
「あと6枚」と女の子は応える。
すかさず「あと何枚〜?」と妹は聞き返す。
早く遊びたくて、女の子が応えるとすぐにまた聞くのだ。
何度も何度もそんなやりとりが繰り返された。
急かす妹の事など全く氣にもせずに女の子は自分のペースを守りながら皿を洗う。
要求に応えなきゃ!と急いで自分のペースを崩したりしない。
そうしながらも「あと何枚?」に応えるのだが、次第にその数は増えていったりしていた。
妹は「増えてる〜!」と笑いだし、そのやり取りがそのまま遊びとなって、妹も満足した。
小学生の女の子だったが、素晴らしいコミュニケーションだった。
横でそのやり取りを見ていた私には「そんなに急かさないよ〜」と妹に注意したり、女の子を手伝おうとしたりしがちになる場面だった。
両方の要求を天秤にかけてどちらかを優先させるような心の使い方した知らなかった。
全く違った方法で調和させてしまった女の子。
全然かなわないや…