先日、北九州の実家に携帯の充電器を忘れてきました。
充電が切れてきて、はじめて気がついて、とりあえず実家に連絡して送ってもらうように頼んで、買いに行くか…と考えましたが、いつも枕元に置いてある「非常持ち出し袋」の中に、携帯の充電も可能な懐中電灯を入れてた事を思い出しました。
手回し式で、電池が要らない懐中電灯でラジオや携帯の充電にも使えます。
それを出してきて繋ぎ、手でクルクル。
でも、何とか電源が切れるのは避けられる程度。
手で回す動力と消費される電力を把握するいい機会になりました。
手で回してる間は、電話もメールも出来ない…
回すのを止めて、メールを打ち出すと途中で電源が切れて、また初めから打ち直し(涙)
こりゃ、非常時には何人かいないと厳しいかも…と分かりました。
手回し式の充電って発電量かなり少ないのね…
ラジオや懐中電灯としてなら、回しながら、目で見、耳で聴けるので大丈夫だったのですが。
電池も入る両用タイプが、よかったなぁ〜と思いました。
結局、あまりに困って、ご近所さんに充電器を借りにいき、翌日のワークショップの連絡など、何とか出来ました。
携帯がないと連絡先も分からないのですよね…
何かに書いたりしておかないと…といろんな事を考えるきっかけになりました。
南小国に住んでた頃は、携帯電話どころか固定電話もない生活を7年ほど続けてたのですが、こんなに携帯に依存しちゃってたとは。
でも、電源が切れてしまって、案外これもいいなぁ〜なんて(笑)
週に1、2回は「休携帯日」作ってもいいかも!と思いました。
以前は、電話連絡とれないからって、友達達はわざわざ直接誘いに来てくれたり、手紙や電報がきたりしてましたが、その分時間もゆったり♪
それなりの余裕をもって進んでいきます。携帯があると、いつでも何処でも連絡が取れて当たり前、物事の進むスピードが早い。
不便さも手間も、ゆったりと向き合う時間を与えてくれて、その分愛しさも増していいものです♪
あったら便利だけど、無いなら無くてもいい…程度にしておきたいな。
この際だったので、枕元の非常持ち出し袋の中のモノ、車の中に常備しておく非常用のモノも点検して、入れ直したりしました。
うきはは、筑後川と近くて、以前はよく氾濫して浸水していたと聞きます。
先日、りんちゃんの義父さんとも話してたら、昭和28年だったか筑後川が氾濫して義父さんの鼻の高さくらいの水が家まできて、家の門柱なども流されてしまった事があるそうです。
写真を見ながら、昔はここに○○があって、こんな風だった…とお話下さいました。
そんなに昔の話ではなく、やはりそんな氾濫があってるのですよね。
うちも川からは、わりと近いので浸水マップを参考に避難場所を確認しておきたいと改めて思いました。
以前セレナさんのblogで紹介されていた浸水マップです。ご自分のお住まいの場所に津波や川の氾濫が起きた時のご参考に。
浸水マップ
http://flood.firetree.net/?‖=33.8339.129.7265&z=12&m=7
(地図左上の海面の高さを色々変えられるそうです)
エネルギーの自給と食料の自給、そして医療の自給。
以前から田舎暮らし仲間達の間では、様々なモノを自分達で自給していく方法を話し合ってきました。
畑の仕方を教えてもらいに行ったり、種の交換会をしたり、様々な食品加工を一緒にしたり…
不安定な情勢だから、これからは、ますますそういう事が大切になってくるだろうなぁと思います。
でも、そんな自然と共存する日々の暮らしは、実はものすご〜く豊かで幸せな暮らしなんですよね♪
充電器忘れて、良かった☆