星のしずく暮らし

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いのちの世界

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今日も朝から陶器作り。

曇り空が多くて、粘土もなかなか乾かないので、進み具合が、ゆっくりです。

昨晩作ったオリーブオイル皿の型が、まだ乾かないので、午前中はお部屋で茶香炉のお皿の細工をしました。


新築祝いのプレゼントにとご注文頂いた星座のアロマ&茶香炉なのですが、その茶香炉のお皿を特注でオリジナルデザインにして欲しいとのこと。

送られてきたデザインが細かくて、苦労しました(涙)

初めて作るものは、やっぱり慣れてないので、力加減が分からなくて、たくさん失敗して割れてしまうのですよね…

同じように針で穴を開けてるつもりですが、穴を開ける順番などで弱くなって、割れてしまう。

要領が分かって、模様を楽しく作れるようになるのは5枚目くらいからでしょうか。


粘土やってると、失敗してやり直す事には慣れっこになるのですが、やっと細工も終わって一安心☆


お昼にコーディネーターさんと打ち合わせして、オリーブオイル皿の持ち手に十字架マークを入れる事にしました。


十字架か何かで、さりげなくワンポイント入れたいとのご提案だったので、向きの違う2種類のオイル皿それぞれに陽刻、陰刻で入れさせて頂きました。


向きの違う2種類を同時に粘土シートから切り取る時に、まるで陰陽模様みたいだなぁ〜と思ったのと、昨日ちょうど光が当たってキラキラ輝いてご挨拶してくれたのは庭のオリーブの木で、どうせ作るのなら、祈りを込めたいなぁ〜と思ったりして。


祈りはやっぱり、夫婦和合と家庭の平和でしょ〜♪


私はキリスト教でもなんでもないのですが、私にとっての十字架は、植物も鉱物も動物も人も神も全てのものが一直線に並ぶ横のラインと、天地を結ぶ縦のライン、その中心にハートである「愛」がくるという意味でとらえています。


そんな十字架が地模様な感じでさりげなく入る予定。

うまく出来上がるといいなぁ〜


型がなかなか乾かないので、形作りが終わったらすぐに素焼き出来るように乾いたものからペーパーかけして窯に詰めていきました☆

今回は、すごく久しぶりに素焼きの中に耐熱材で出来た箱を入れて焼き締め作品を籾殻の中に埋め込んで焼くやり方をすることにしました。

籾殻は、飯田高原で三奈木家が無農薬で育てたもの。
今回は贅沢に古代米の籾殻(笑)


こうすると作品に炭素が吸着されて黒い土器のような風合いの器になるのです。

いい風合いに仕上がるといいなぁ〜♪





最近、暗くなるのが早いので、明るいうちにお風呂の薪をくべています。

今日は焚き口の灰掃除。


灰は、灰汁抜きして釉薬になります。

庭のあちこちにある水の入ったバケツは、灰の灰汁抜き中。


ちょこちょこ、水を替えてヌメリが無くなるまで灰汁を抜いてから濾して、乾かします。


一日あちこちウロウロしっぱなしだけど、敷地からは一歩も出ない私の生活(笑)


内側の変化は、まだまだ続いているようで、今日は台所で洗い物をしながら、器やスプーンやフォーク達が、ひとまとめの「洗い物の食器」ではなく、一つ一つが個性ある「あなた」という存在に感じられて、そう感じると自然と丁寧に向き合うようになって…


しかも、みんな歌ってる(笑)
懐かしいこの感覚♪




これまで、受け入れるのが怖くて、見たくなくて、目を閉じ、感覚を鎖してきた事が、開かざるをえなくなってしまったのかもしれません。


もう一度、全てが生きる生命力溢れる世界へ。


目を閉じ、感覚を鎖した死の世界は、あまりに空虚でつまらないから。


今度は怖れずに向き合えるかな。

ずっとずっと、そばにいて待っててくれて、ありがとう!