星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

オヤジ〜ズ達とのお正月(3)

オヤジ〜ズ達とのお正月の第3弾は、クーラー編です(笑)


テネモスの活水器と同時進行で進めてくれてたのですが、分けた方が分かりやすいので…

持って来て下さったのは、エアコンで夏はクーラー、冬は暖房になるそうなのですが、なんせ古いものなので、夏にちゃんと使えるかは、夏にならないと分からないそう(笑)

今つけても暖房になっちゃうのです…


うちに合うように…と、小さめでベージュ系の色の分を選んで持って来て下さったそうです。

設置場所は、お客様が滞在する部屋。


基本的に私は全くクーラーを使わないので、お客様用です。


場所を決めて、佐藤君が取り付け用の金具をまずは、取り付け。

そして、外の室外機と繋ぐ為に壁に穴を開けてくれました。


これまで、うちにいろんな器具を取り付けて下さったので、この穴開けドリルの様な道具は、何度か使うのを見てきました。

天井を抜く…壁を抜く…


太宰府の塗装屋さん『りゅう』の職人さんが塗って下さった珪藻土の塗り壁。


とっても素敵に仕上げて下さった壁ですが、佐藤君なら、その壁に穴を開ける事もとっても綺麗にして下さいました☆


そして、この空間は、とっても気持ちがいい。この塗り壁の塗り方は、素晴らしくて、隅々まできちんとした仕事がしてあると!!


その事は、オヤジ〜ズ達みんな同感でした☆

やっぱり、自分自身が丁寧に仕事されるような方は、いい仕事が分かるのですね!


かなり「塗り」の上手な職人さんなんだそうです☆

無事に穴も貫通し、室外機と繋がり、室外機の中のガスか何かを測るような機械で、測ってくれていました。

見た事のない様な機械がたくさん。

プロなんだなぁ〜と思います。

そんな佐藤君の仕事を見ながら、あ〜こういう機械でこんな風にすればいいんだぁ〜!って方法が分かって、他のオヤジ〜ズ達は、工夫してオリジナルで道具を作ってみたりするそうです。

時々、雪もパラついてたので、外用の薪ストーブで焚き火をする事に☆

さすがに火をおこすのも早い!

あっという間に大きな炎があがりました。


火おこし上手だねぇ〜って言ったら「小さな火を大切にすればいいよ!」って、コツを教えて下さいました☆


私も、最近では焚き付けから自分自身で火をおこす事が少ないので、ちゃんと練習しとかないとなぁーと思います。


焚き火と言えば、やっぱり焼き芋♪♪♪


友人宅で採れたサツマイモを濡れ新聞とアルミホイルに包んで、ストーブの中へ。

オヤジ〜ズ達は、さっそく火の近くにやってきて、アレコレしながら、火の番を始めました。

男性って、火を焚き、火を見てるのがとっても好きですよね(笑)


そして、焼き上がった焼き芋でお茶をしてからは、家の中をアチコチ点検して、細やかに不具合を直してくれていました☆


カーテンレールのネジが緩んでたり、水道の蛇口の緩みをキチンと締めてくれてたり…


オヤジ〜ズ達が帰って、数日して気が付いた事は、カウンターの所のサッシには隙間が開いていて、隙間風が入ってたのですが、直してくれてた!

何にも言わずに…


ホントに「大きな小人」です☆


そして、他にする事はない?って聞いてくれるので、日頃からご自宅の薪ストーブ用に、薪割りしてるという卓ちゃんに、焚き付け用の薪割りをお願いしました☆


これがまた、手早い!!


薪置き場をあと1、2ヶ所作って薪の処理をしなきゃなので、お陰様でやる気になりました(笑)


夕方になり一段落して、みんなで温泉&買い出しに行って、みんなで料理♪


と言っても、テキパキ動くオヤジ〜ズ達が3人で台所に並ぶと、私の入る隙間はありません(笑)


あっという間に、お決まりのお鍋もつつきながら、チヂミも焼かれ、チーズフォンデュも☆


楽しいお喋りは、発電について。


佐藤君は太陽光発電を取り付ける仕事もされているので、その仕組みや家庭用の電気についても教えて下さいました。

ボルトとアンペアとワットが、どういう事なのか…まるで子供に教える様に、丁寧に絵を描き、分かりやすく例え話をしながら、説明してくれ、自分自身で自然エネルギーを使った発電をした場合、どのように家庭用の電源として変換すればいいのか… お勉強☆


出来るだけ大きな所に頼らずに、自分の家は、地域は、その場所で賄える様な仕組みは、どうしたら出来るのか。


うちの場合、家の前に用水路が流れているので、その水力を利用して、何とかなるかも知れないと☆


そんな話の中で、納得できたのは「電気に変換する」という事を見直してみるという事。

例えば、暖かさが欲しい時に薪を燃やした炎からも暖かさを得る事ができます。

電気からもエアコンや電気ストーブというもので、得る事が出来ます。


ガスストーブや石油ストーブでも。


電気から得る場合は、何らかのエネルギーを使ってタービンを回して発電し、それから熱にしないといけません。


送電線のロスも含めて、熱にするには、かなり遠回り…


電気って何にでも変えられる良さはありますが、もう一度見直してみたいですね!


食やエネルギーなど様々なものを出来るだけ小さな単位で自給していくという事で、もう一つ話題に上ってたのは水の事。


うちの井戸水ポンプを電源喪失時にも水の供給が出来る様に、電動のものと手動ポンプと併用出来るようにしたいと、井戸屋さんに見て頂いたのですが、うちの井戸は掘り抜き井戸という形式で、元々手動ポンプが設置されていたそう!


浅いので手動ポンプは使えるけれど、パイプを2本通す事は難しくて、併用は出来ないとの事でした(涙)


で、手動ポンプを確保しておいて、電源喪失時には、電動ポンプを外して手動ポンプを取り付ける事は可能だとのお話。


その話をオヤジ〜ズ達にすると、なんと!増野さんは自分で敷地に井戸を掘ろうと掘り抜き井戸を掘る道具を手作りしていて持っているとの事!!!


掘ってみたけど、その場所では固い所に当たって掘り進める事が難しかったとか…


後日、その道具を写メして下さり、今度はみんなで井戸掘りしょう〜☆って(笑)

今の電動ポンプの井戸と手動ポンプの井戸の二つあれば、問題解決です☆


家の横を流れる用水路の水を電気を使わずに水圧を利用して、家に引き込む方法も教えて下さいました。



ホントに仕組みを理解している方々は、何にでも応用も出来てすごい!


素晴らしい知恵の数々に、ビックリでした☆



オヤジ〜ズ達なら、その方々の生活状況に応じて、エネルギー自給型の家作りが出来そう!


みんな喜ぶから、そんな仕事始めなよぉ〜☆と提案中です(笑)


今でも、みなさんからオヤジ〜ズ達に来て欲しいってお話をたくさん頂くので、みんなで会社始めたらいいのにね☆



本当に今年もお正月早々、たくさんのお年玉をありがとうございました!


大きな小人さん達に大感謝です☆


ありがとう!