星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

共にいること

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陶芸体験&ワークショップについての要項が書かれた記事

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昨日は、数ヶ月前からお話を頂いていた6歳の男の子とのデートでした♪


震災後に東京から浮羽に移住して来られていて、毎月親子で陶芸ワークショップに通って来て下さっています。

べったりと一緒にいられる時間は短いから…と、保育園や幼稚園に行かせずに自主保育の道を選んだ私と同じ歳のママさん。

東京の頃も息子さんといつも自然の中で遊んでいらっしゃったようです。


よく、うちにも来て下さるのですが、田舎育ちの子供達よりもずっとずっと野性的(笑)いつも、裸足で外を走り回っています。


ママとず〜っと一緒に過ごしてるのですが、ママさんが息子さんの話をしっかり聞き、尊重されていて、だけどママさんも我慢するのではなくて、ちゃんと自分の意見も言われていて、とても対等な関係だなぁ〜といつも思うのです。


一緒に過ごす事を、とても楽しんでいる二人。
陶芸ワークショップなどでご一緒させて頂く度に学びも多くて、素敵な親子関係だなぁ〜と常々感じていました。


息子さんのR君も6歳になり、春から小学生。

行きたくないなら行かなくてもいいからと、ママさんは、R君が幸せであるかだけを考えているようです♪

これまで、ずっとママと一緒でママなしで他の大人と過ごす事が、とっても少なかったR君だから、小学生になる前に通過儀礼として「一日他の大人と過ごす」という経験を…という事で、お話頂いていたのです。

やっと時間が出来て、日程が決りましたが、前日には吹雪(汗)


実は、私の大好きな阿蘇星野村へ一緒に行ってもいいなぁ〜なんて思っていて、コースを考えたり、ネットで定休日を調べたりして、本当にデートの前のような気分(笑)

どんな所が喜ぶかなぁ〜、何が食べたいかなぁ〜なんて(笑)


でも、この空想はアッサリと雪によって粉砕されました(爆)
雪では子連れで山道は無理…


お天気も雨のもよう…
どうしたらいいかなぁ〜と考えてみましたが、子供を産み育てた事のない私が、「もしも息子がいたら一緒にしたい事」をコンセプトに1日過ごしてみよう♪と(笑)



で、もしも息子がいたら…どんな風に一緒に過ごしたいかなぁ〜と、自分自身に問いかけてみました☆




私は、やっぱり「ここに共にあること」だなぁ〜と思った。
何をしてたっていい!
それだけでいい!

同じ視点で、同じ時を過ごせれば…

ゆっくりと彼自身を感じてたい。



で、天候の事もあるし、ゆる〜く考えて、二人が行きたい方向へ進みつつ行き当たりばったりで、何にも決めずに一緒に探検してみるのも楽しいかも(*^□^*)と。

とは言いつつ、日田のお友達の所にまずは寄って、日田方面にどんな所があるのか聞いて、R君と一緒に考えようとか、ランチはここだなぁ〜程度には、思ってました☆


で、いざ二人で出発\(^O^)/


お父さんと日田への道は通った事があるようで、ここを真っすぐ行くと山道だよ!とイヤそう…

じゃあ、こっちの赤い橋を渡ってみる?と、出発からもう冒険モード(笑)


いろいろお話しながら、とりあえず日田のお友達のお宅へ。

すごく喜んで迎えて下さり、お茶を頂きながら海賊のオモチャやオセロをして遊んでしまいました(笑)

何にも決めてなくて、良かった♪


まだ遊びたそうでしたが、お昼になるのでランチに行こう〜♪と出発し、自然食のお店へ向かってたのですが、R君が「電車が2つある所へ行きたい!」と。

ご飯食べてから行こうよ〜と言ったのですが、電車の所にはご飯も食べる所があると…


「電車が2つあるところ」日田の中の何処にあるのか…とりあえず駅に行ってみましたが、違うと…

まるで謎解き冒険のような(笑)


すると「僕が案内する!」と、この道を真っすぐ行って、フクロウの所を左に曲がって、橋を2つ渡って…三角の黒い屋根のところ、と☆

物語の世界に来たようだわ〜子供の視点って楽しすぎ!

大人のお目当てのランチには後ろ髪引かれましたが、そこは、捨て去って(笑)


言われる通りに進んでみました☆


すると!
本当にR君ナビの通りの道で、着いちゃった(≧▼≦)

本当に使われなくなった寝台列車普通列車が2つ置いてある(笑)


そして、ご飯を食べる所はここ!と案内してくれたのは、日田の郷土料理などのバイキング(^Q^)/^

なんだか、こっちがエスコートしてもらってる(笑)


どうやらご家族と来た事があるようで、よく知ってました☆


一緒に好きなものをお皿に入れて、お喋りしながら楽しく食べました♪

いろんな音真似もしてくれて、なぞなぞに頭もフル回転(笑)


ランチの後は、お楽しみの電車へ。

これが綺麗で、運転席にも座れるし、寝台列車では本当に電車に乗って旅行しているような気分になりました♪

かなり楽しかった(笑)


ひとしきり電車で遊んで寒くなったので、レストランの横の売店に入ったらR君は「恐竜の卵」を発見!

もう釘付けで、これが欲しい〜と(笑)


さて、私が判断しないと…
家に子供達はたくさん来るのですが、みんなママと一緒なので、いろんな事を決めるのはママ。

いつも私は責任のない立場だったのだなぁ〜と、こんな些細な事で感じてしまいました。


私が考えて判断して、私がどうするか決めないと!


子供を育てるって、真剣に考えて決めて試して…の繰り返しなんだなぁ〜と。


守りたい命がある事って、強く優しくなるのだなぁと。


結局、「恐竜の卵」を買って家に戻りました(笑)


遊び疲れたのか帰りの車の中でR君は寝てしまいましたが着いたら、ちょうどママも到着して、起床(´∀`)


オヤツに人参ケーキを焼いて来て下さいました☆

コーヒーを淹れて、オヤツを頂きながら一日の出来事をご報告。


R君は待ちきれずに「恐竜の卵」を水の中に☆


水の中に入れると卵の殻が割れてきて、恐竜が顔を出し、だんだん大きくなってゆくというものだったのですが、説明書を読むと、卵を水に浸けて、数日間かけてゆっくりと孵化が進むとのこと!


対象年齢6歳以上☆


あ〜早く見たい!
卵割ったらダメ?と、なかなか待つことが難しい6歳には、一番の通過儀礼だったのかもしれません(笑)

その後、ママから一晩経ちましたが、まだ恐竜は顔を出してません。何とか無理矢理割ったりせずに待ってます(笑)と、メールを頂きました☆


ずっと傍で見守ってくれてる存在がいる。
そんな安心の中で子供達はのびのびスクスク育つのでしょうね♪


子供とそして自分自身と常に向き合ってるママにたくさんの拍手です!


一日だけでしたが、一緒に過ごせて、楽しかったし、本当に貴重な経験でした。

声をかけて頂き、ありがとう!