星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

窯焚きしながら

今日は、朝5時から窯焚きでした。


今日焼いておかないと、納品に間に合わなかったので、ここ数日は、器仕事にかかりっきりでした☆



雨が多くて、なかなか乾かなかったものの、何とかペーパーをかけて、素焼き、釉薬かけ、窯詰め、そして今日の本焼きでした。


無事に焼き上がってるといいけど…こればかりは、明日窯から出してみるまでは、分かりません。


ダメだったら、また1〜2ヶ月後になるので、余分に作るようにしてるのですが…



今日は、ヒプノセラピスト(催眠療法)のゲーマン房子さんが、アメリカ人の旦那様と一緒に来て下さいました♪


旦那様が4月から北海道勤務になるとの事で、旦那様とは、しばらく会えなくなるので、顔を出してくれたのです。


以前はアラスカにも住まれていて、民族学に興味があり、アイヌの研究などもされる方なので、遠くなるのは寂しいですが、北海道に行けるのは、嬉しいだろうなぁと思います。



久留米市有機農業されている『ウィング オブ グリーン』の東原さん御夫妻とも、うちで待ち合わせされてたらしく(笑)、窯焚きしながら4名のお客様とお茶する事になりました♪


思いがけず、楽しい一時になりました☆



私は、窯焚き中だったので、火の調整をしに作業場と家を行ったり来たり。


話してると、すぐに忘れそうになるので、窯焚きの日には、携帯のタイマーをかけて持ち歩くようにしています。


房子さんのご実家も農家をされていて、無農薬でお米等を育てられています。


東原さんも無農薬野菜を育てられているので、みんなで一緒に自然農の勉強会に参加したり、食糧難に備えてケールの種を購入して蒔いたり、情報交換したり…


世界情勢や金融経済の事、食料やエネルギーの自給、これからのライフスタイルについても、よく一緒に話し合っています。


今日も実際にアメリカで使われている地域通貨についてやフリーエネルギーの事について、具体的にお話を聞く事が出来ました。



やはり、いろんな国々を周った広い視野からの意見や外国人からの視点も、なるほど…と参考になります。


食については、やはり出来るだけ地域で自給してゆくこと。
地産地消が大切と話されていました。




私が、今考えているのは、これまで北海道から取り寄せていた強力粉等を、地域や九州の生産者さん達と直接繋がって購入し加工してゆく事。


地元の材料で出来たお菓子やパンを作って、ワークショップで提案していけたらなぁと思いますが、原材料が変わると、それなりに上手く出来る様になるまでに研究がいります。


まずは、練習を…と、さっそく原材料を手配してみました♪


練習して使っていけそうだったら、生産者さんにお会いし畑など見学させて頂いて、繋がっていきたいなぁと思います。


消費者が生産の現場に興味を持ち、現状を知る事で、消費者も生産者さん自体の意識も大きく変わってゆく気がします。


自分自身や家族が口にするものが、どんな風に出来ているのか、知ってみると、選ぶ基準が出来てきますよね。



ガスマスクをして、頻繁に農薬をまいてる姿を見て、食べたいと思う方は少ないと思います。



私が見てきた中でも、現状は、かなりショッキングな場合が多かったですし、見えたからこそ、信頼できる方から購入し応援したいという思いになりました。



私には、少しのお金しかありません(笑)

だからこそ、無駄に使いたくない。


この方へ渡したい!と思える方に貴重なお金をお渡しして、廻らせて頂きたいなぁと思うのです。



そしたら、幸せないい廻りになりそうですよね♪





経済の事といえば、サーカーの思想にふれる機会がありました。


房子さんや旦那様ともサーカーのお話をすると、霊的な思想を経済の中でどんな風に活かしていくのか…その事に一番興味があるとの事で、調べてみたいと言われていました。






「私たちは、一瞬たりとも忘れてはいけない。

命あるものの世界全体が広大な結合家族であるということを。


自然はこの富のどの部分をもいかなる特定の個人には割りあてなかった。

…宇宙の富のすべてが生きとし生けるものの共有財産であるとするならば、ある者が贅沢にふけり、ある者が食べるに事欠いて徐々に衰弱し餓死していくというようなシステムをどうして正当化できるであろうか。」

P・R・サーカー



『資本主義を越えて』― 新時代を拓く進歩的活用理論(プラウト)―


ダダ・マヘシュウ゛ァラナンダ著

世界思想社






私は、まだ読んでいませんが、前々から感じてた事なので、この言葉には、とっても納得いきました。



地球を自分自身の身体と考えて、お金が血液であるならば、親指は栄養過多で肥大し、小指には血液が行かずに壊死しかかっている様なもので、全体にきちんと巡らないと健全に生きられないはずです。


本来は、みんな、豊かに飢える事なく幸せに生きれて当たり前。


そんな社会システムが当然で、偏ったシステムであるならば、その方がおかしいと思います。



でも、おかしな事が当たり前になってて、おかしいと感じなくなってしまうのですよね。



外側に惑わされずに、自分自身のハートにきいて、ちゃんと確かめながら歩みたいなぁ〜と改めて思った一日でした。




無事に窯焚きも終了し、ホッと一息。


わざわざ、来て頂き、楽しく、たくさんの学びの時間をありがとうございました。


北海道、気をつけて行ってきて下さいね〜☆