昨日は、山菜ワークショップでした☆
今の季節しか採れない山菜達の収穫・灰汁抜き・料理方法などを一緒に楽しむもの。
畑をしていると分かるのですが、この時期は、野菜が少ないのです。
冬を越した野菜達は、次々に花を咲かせて、種になってゆきますし、春夏野菜は、種蒔き時期で、まだ小さい。
そんな時に、自然は食べられる山菜をたくさん準備してくれていて、この灰汁の強い苦い山菜を食べる事で、冬の間に溜め込んだものを浄化して調整する様に旬って、うまいこと出来ているのでしょうね。
田舎では、ちょっと家の周りを歩けば、晩御飯のオカズになる食べ物が、たくさんありました。
○○さんの山って、やっぱり所有者はいるのですが、これまでの田舎暮らしでは、あまりに自然の方が大きくて、所有って感覚よりも、誰のものでもなくて誰でも採っていい…って感じでした。
それに、みんな家族みたいなもの(笑)
自然に養われている安心感、周りの方々が、み〜んな家族みたいな安心感って、嬉しいんですよね♪
ここ浮羽に来てからは、自然から遠くて、山菜ワークショップで使う山菜のほとんどを買う事になりました。
私にとっては、かなりショックなこと。
すごく惨めで情けなかった(涙)
日々、散歩して身の回りを探してみようっと。
それでも、ご近所さんのお宅の立派な藤が満開だったので、少し花を頂いて、南小国で拾ってきた椿の花と一緒に酢漬けを仕込みました☆
先日、柳川の勉強会で教えて頂いたこと♪
季節感たっぷりで、一気に食卓が華やかになります☆
そして、やっぱり南小国でみんなで収穫したフキを処理して、筍と炊き合わせ。
ワラビの白和えとタタキ。
山ウドのキンピラ。
甘酒と豆乳ヨーグルト、完熟レモンジャムのシャーベット。
OKUMURA-TEIから頂いたヨモギ餅。
ご近所さんから頂いた高菜の油炒め・フキの佃煮・ツクシの佃煮。
この時期になると、毎日毎日してきた事ですが、誰かに分かるように伝えるとなると、いろんな方法を試してみたり、研究したりして、とっても勉強になりました。
もう少し練って、保存版の山菜についての資料を作りたいなぁ〜♪
昔は、冷蔵庫も冷凍庫もなかったのですから、その頃から伝わる保存方法は、知恵に溢れています。
干したり、塩漬け・砂糖漬け・オカラ漬け・アルコール漬けにしたり、佃煮にしたり…
常温で長期保存できるような工夫があります。
その中でも発酵という方法は、時間を経て、別のものへと美味しく変化してゆくもの。
楽しいこと、たくさんです♪
ワラビを煮物でしか食べた事がなかった、こんな食べ方、知らなかった〜!と、シャキシャキのほぼ生のワラビの味わいに驚いてらっしゃいました☆
普通だと思ってた(笑)
ワラビは、処理さえしておけば、パスタやサラダ、白和え、タタキ、炒めもの…と、気軽に美味しく頂けます♪
山ウドも捨てるところがなく、葉は天ぷらに、芯は生食で酢味噌やサラダに、茎や皮はキンピラや煮物に…と、部分部分で、いろんなお料理が楽しめます☆
私にとっては、田舎暮らしの周りみんなが当たり前にしていた事ばかりなのですが、若い方は山菜をあまり使われないのですね。
その季節の旬を楽しんで、自然がもっと身近になるといいなぁ♪
子育て中のママさんだったので、子供さんを遊ばせながら、おっぱいをあげながらのワークショップだったので、のんびりペースで、少しづつ進めていけました☆
子育てについても、たくさんお話できて、とっても楽しい一時でした♪
伺ったお話で素敵だなぁ〜と思った事を…
ご家庭の事、子育ての事を大切に思ってらっしゃるママさんなのですが、いつも何をしていても子供達の事が意識の中にあると。
お話していても、子供達の様子を気にかけているのです。
ある日、上のお子さんが保育園から戻って、「ママは、僕の事、ず〜っと見ていたでしょ〜?僕、分かっていたよ。」と言われたとか。
すごいなぁ〜と思いました!!!
子供が遊んでいて、フッと振り返った時にママが自分を見てくれていて、目が合う時、子供は、すごく嬉しくて安心するものだと、以前子育てのセミナーに参加していた頃に伺った事があります。
そのタイミングで目が合うには、ずっと子供の事を気にかけ、見ていないと出来ない事ですよね。
大変な事だと思います。
子供達が「ママはずっと自分を気にかけてくれていて、大切に思ってくれている…」という気持ちでいられる事が、その子の将来にどれだけの影響を与えるでしょうか。
自分が大切な存在だという事を深いところから確信できている人は、どんな事でも乗り越えてゆけると思います。
そんな大切な事をしっかり子供達に肌身に体感できるメッセージとして与えてあげているママさん、素晴らしい〜!!!と、感動してしまいました☆
そんな子育ての裏には、やっぱりしっかりとした夫婦関係があるのですよね。
素敵なご家庭だなぁ〜と思います。
一緒にいろんな事を楽しんで、いろんなお話をして関係を深めていけるワークショップって、やっぱり素敵なお仕事です♪
このような機会を与えて頂き、ありがとうございます☆