星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

お米達のその後

台風、大した事なくて良かったですね。


うきはは直撃だよ〜と一緒に畑をしているおじさまや両親、友人などから連絡頂き、対処しておくように〜との指示(笑)


飛ばされそうなものは片付けたり、地面に伏せたり…

以前の台風で傾いてしまってた木も、ロープで補強したり、薪棚の上のトタンも飛ばないようにロープでくくりつけ…

飲み水もたくさん汲みに行き、ご飯も炊いて、取り敢えずの食べ物も購入〜


と、ここまでして、両親が誕生日パーティーするから帰っておいで〜って(^^;)


今年は、夏に帰省してないし、どうせ台風で外仕事出来ないし〜という事で、ここ数日は北九州の実家に帰省していました☆


家族とちょっと早めの誕生日パーティー


小国からうきはに戻った時の記事がまだだったので、続きを〜

って言うか、田んぼについての記事だけど…



小国の川嵜一家とゆっくりのんびりと庭で朝ご飯を食べてから、うちの畑と田んぼの見学に行きました♪


川嵜一家は、田植えの時に、わざわざ小国から家族みんなで手伝いに来てくれて、雨の中一緒に田植えをしてくれたので、その後の田んぼの成長が気になったらしく、見に来てくれたのです。


さこんうえのお父さんも耶馬溪の無農薬農家さんも、みなさん自然農の田んぼの生育の様子には興味津々で、見学に行きたい!行きたい!とよく言われます。


これからしばらくは、見学ラッシュだわぁ〜(笑)


無農薬無肥料、そして不耕起で機械を使わない田んぼがどんな感じなのか…


なんせ、私達も初めての事ばかりで、みんなで話し合いながら試行錯誤で、自分達に合った方法を模索しているところ。


機械もないし、とりあえずまずは自然農でやってみよう!と言い出した全員が素人の仲間が集まって始まった田んぼクラブだから。


みんな素人、みんな対等(笑)
どうしたらいいのか、全く分からないまま、自分達で調べたり、聞きに行ったり、考えてみたりして、試行錯誤しながらやってきました。



機械がないから、水平に田んぼを均す事が出来なかったり、田植えする人がお手伝いに来てくれた人達も含めて不特定多数で、植え方もバラバラだったりする事を全て実験だと捉えて、その違いを稲の成育に何が最適なのかを調べる機会にしました。


この機会を無駄にしないように、一年で何年か分を学ぶつもりで、その都度ノートに書き込んで違いをチェックしてます。


夏の間の一ヶ月、私は田んぼに行けなかったので、その間は行けるメンバーが日々の水の管理をしてくれて、頻繁に状況を報告してくれていたので、本当に安心でした☆


雨の少なかったこの夏、田んぼの水も少なくなったりして、水の引き込み口から田に向けて溝を掘っていったり、水路にダムを作って出来るだけ流れ込む水量を増やしたりして工夫して、水を切らさないようにしてくれていました!


暑い中、大変だったろうに本当にありがとうございました!


そして、その様子や作業を報告したり相談してくれたお陰で、その場に居なくても、一緒に作業出来なくても、ネットで調べたり、自分で考えたり、周りの方々に聞いたりしながら、意見を出して話し合いながら気持ちを田んぼに向けて共にある事ができました。


そんな田んぼと一ヶ月ぶりのご対面!!!



田植えが終わってからすぐに始めた田んぼの草刈り、毎日草刈りして、浮羽から小国へ行く直前までかかってやっと終えて出掛けたのでした☆


早生の黒米、みどり米、赤米などの古代米とハッピーヒルの4種類。

最初に植えた黒米は、出掛ける時には既に分けつも盛んでしたが、見違えるように大きくなっていて、立派に穂も出て花が咲いていました(*≧m≦*)


きゃーO(≧∇≦)O
と、一緒にいた川嵜一家や田んぼクラブのメンバー達と喜び合いました♪


あんなに小さかった苗が、もう1mをゆうに超え、1本植えした苗は30〜40本に分けつしている!

垂れ下がり始めた穂先は、サワサワと風に揺れて、本当に美しい姿でした☆


晩生のハッピーヒルは、まだ穂も出てなくて40〜50?ほどの背丈しかなくて、生育具合も全く違う!


今日、イモチ病が周りで発生してきているとの話を聞いて、メンバーと見に行ってきましたが、大丈夫そう。


ハッピーヒルも出穂しはじめ、花が咲いてきていました☆


古代米と違って、ずっしりと低重心な感じで根の張りもしっかりしてそう!


他の草々と共にある自然農の田んぼの稲達の足元には、たくさんの魚が泳ぎ、いろんな生き物がいて生態系がとっても豊か(^o^)


周りの慣行農業の田んぼには、全く居ないのですよね〜


そして、びっくりするくらい波動が違う!


他の命と一緒にお米の命もある。
農を通じて、人間関係や暮らし方、仕事のし方、そして生き方も〜
様々な事を学び、肌身で感じることで価値観も変化していくのだろうなぁ〜と思いました☆


大変だったけど、しっかりと向き合ったお陰で、なんせ、我が子のように愛しく成長が嬉しいですもん(笑)

子育てしたことないけど、同じな気がする♪


そして、いろんな問題を話し合い助け合える仲間と作業を通じて信頼関係を築いていけた事が、何よりの収穫だったと思います♪


これから、稲刈りに向けて、掛け干し用の竹を切り出したりの準備が始まります。


またまた大仕事ですが、何事も自分で体験し感じて、自分の頭で考えたり調べたりしながら進めていく事が大切☆


対等な関係で仲間とそれをシェアしながらね(^_-)


この年の米作りの体験が、きっとこれからの価値観を大きく変えるものになるだろうなぁ〜と思ってます♪

あと数ヵ月で稲刈り。
健やかに命をまっとうできますように〜


8月初めの田んぼ

ジャンボタニシと卵



草刈りしない場所との比較用





9月8日の田んぼ

ハッピーヒルの花


黒米の穂


かなり太く分蘗したマコモ