星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

まっさらになる時

早いもので、あっという間に8月になり、お盆も過ぎ…


なんだかんだありすぎて、blogに書ききれない(笑)


もう、だいぶ経ってしまいましたが、書きかけのままだった記事をとりあえず投稿しようかな〜



雨の前に〜と、開墾を少しづつ続けていた見晴らし畑からアスパラの株を移植しようと、久しぶりに畑に行きました。


持ち主さんが変わり、建物を立て、道を作るという事で、お返しする事になった見晴らし畑。


四段の段々畑の段ごとに、一番上は果樹や木の実のなる木をたくさん植えて、椅子とテーブル置いて〜、二段目は大きな銀杏の根元に水が溜まる場所があったから、そこに水場を作って、山からアレコレ山菜を移植しての山菜の場、三段目は蒲萄棚の跡で棚が残ってたからツルモノの場所、最後の一番下は普段使う野菜畑♪


山から降りてきて街で暮らし始めて、辺りをちょっと歩けば数ヵ月留守にしていても、両手いっぱいの食べ物も燃料も拾えた?(笑)、私達は自然に養われてるという安心感、豊かな山の恵みが恋しくて、そんな場所を自分で作ろうと思って始めた開墾でした。


私達があの時に豊かな恵を得られたのは、先人達がそこに木を植え、水を引き込んでくれていたから。


私の生きてる間に、木が実をつけなくても、いつか何かあった時に誰でも食料が手に入れられる、植物も動物も虫達もそして人間も豊かに暮らせる場所が少しでも残せたらなぁ〜と、少しづつ進めてた。


でも、整地されてしまって、何にもなくなってた…


木の根、固い草の根も少しづつ掘り出して、だんだん柔らかくなってきて、土の研究してる方が来てくれた時に、長い鉄の棒を刺して周り、ここは土が出来てきているね!って言ってもらえてたのにな。


ブルドーザーで踏み固められてカチカチになってしまってた…


十数年前も、ずっと自然農でしていた畑が区画整理の場所になって、全く痕跡がないほど、機械で大規模に作業できる田んぼに作り変えられたんだった。


車が入れないような耕作放棄地を選んで借りてたんだけどなぁ〜


やっぱり、そうなっていっちゃう。


何年もかけてフカフカになっていった豊かに命を育む土も、1日でなくなっちゃう。


積み重ねてきたものが、まっさらになる。


そんな時って、何度でもある。


意識も気持ちもまっさらに、新しく歩む時かな。


自分の土地で同じ事をしても、今回の水害のように、何にもなくなる時だってある。


だけど、いつだって、今目の前のこの時はいつも一緒。

先々、どんな未来が待ってるのかは分からないけど、どうなろうが、やっぱり私はみんなで豊かに暮らしたいから種を蒔きたい。


次、ウコちゃんのヒヨコが孵ったら「たねちゃん」にしようかしらん(笑)



あっ!
4月15日に孵化したヒヨコのピヨちゃん。


4ヶ月になりましたが、すっかり大きくなって、瑠璃やキラリより大きく育ってきています☆


男の子でした♪

名前はトキちゃん☆


従兄弟の結婚式に行って、戻ってきたら孵ってた。


いろんな絶妙なタイミングが重なった時に生まれてきてくれたから「トキちゃん」

まだまだ弱虫ですが、トサカが真っ赤で、ほっぺが綺麗な青の素敵な子です。


ただ今、コケコッコーとなく練習中!


むっちゃヘタ過ぎて笑えます(笑)


縁側に座って、コタロウやウコちゃん達、庭のみんなを眺める、ゆったりとした当たり前の日常が、なんとも愛しく感じる日々です。