星のしずく暮らし

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フランス映画「美しき緑の星」

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今日、仕事を早く切り上げて、夕方からこの映画を観ました☆
すご〜く、良かった!
本当の豊かさ、平和って何だろうと、思い出させてくれます。
1時間半ほどですが、ぜひご覧下さい。
とっても、満たされた気持ちになります。

http://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=60897#more-60897


フランス映画「美しき緑の星」日本語訳
コリーヌ・セロー監督作品(1996年フランス)

《作品紹介》
「美しき緑の星」は他に類を見ないフランス映画です。メディア経営者らの手によってEU内では事実上の発禁状態にされているのです。マイナーなチャンネルで深夜に放送されたことが2回ほどあるのを除けば、1995年以来、テレビで放映されたことはありません。

ヴァンサン・ランドンやコリーヌ・セローなど、有名な俳優が出演しているにもかかわらず、探しても、なかなか見つからないのは、そのためでした。これは、世界中の人々に大きな目覚めを呼び起こす映画です。昔から、本当のことを隠しておくのは難しいものですが、ちょうどそんなふうに、みなさんも本当のことを知るに至ったというわけです。

《監督の言葉》

世の中の仕組みを根底から問い直すクレイジーな映画を撮ってみたいと思いました。それで長い時間をかけて考証を行ったのです。無駄になったシーンやアイデアを書き留めたノートが何冊にもなりました。次から次へと疑問が生じたのですが、そのすべてに答えが得られたわけではありません。そうして、風にそよぐ木々に見守られながら、台本の執筆に取りかかったのでした。

完成した台本を見た人たちの反応は実にさまざまでした。このプロジェクトの資金援助には乗り気でない人たちが何人もいるとプロデューサーのアラン・サルドが言います。「本当にこの映画を撮るつもりですか?」と彼が言うので、私は熱を込めて「もちろんです」と答えました。

かくして映画は封切られたのですが、完全な失敗でした。誰も興味を示さなかったのです。客が入らず、批評家からは酷評されました。業界にとって、この作品は理解不能のUFOだったのです。しかし、この映画は死にませんでした。こうした逆風にもかかわらず「美しき緑の星」は生き残り、生き物のように成長し、人の話題となったのです。この映画が必要とされているからでした。この映画が世の中に発するメッセージのためだったのです。一緒に映画を見て語り合う「美しき緑の星」クラブのサイトが、いくつもインターネットに見られるようになりました。

私は早すぎたのでしょうか? この映画のように価値観を根底から問い直すことで世の中を変えることが必要な、ぎりぎりの瀬戸際まで私たちは来ているのかもしれません。

コリーヌ・セロー