夜が明けてきて、小鳥たちがさえずりはじめました♪
朝日に照らされて、空も山も周りの景色も朝焼けに染まってゆくこの時間が好き。
冷たい空気と朝靄で幻想的。
歩くと朝露でびっしょりになっちゃうけど、外に出て全身で感じたくなる♪
朝からお山でお散歩しながら、ムカゴを採ったり、椎茸を収穫したりー
ムカゴごはん♪
五年ものの自家製お味噌のお味噌汁が最近のお気に入り☆畑から採ってきた春菊をさっとしゃぶしゃぶ風にして♪
でも、今日は薪ストーブが焚かれた暖かいお部屋で足湯しながら下のお家のカウンターから朝の景色を眺めています♪
明後日からお天気が下り坂続きみたいなので、今日中に掛け干ししている稲の脱穀を終わらせてしまいたいと、ここのところ脱穀1日コースなのです!
とはいえ、朝露が乾かないと脱穀出来ないので、それまで、せっせと冬仕度の保存食作りー
霜が降りる前のこの時期は大忙しです。
鈴なりの隼人ウリ。
大根みたいに切っては干し、切っては干し。
味噌漬けにしたり、生でサラダや煮物、揚げ物、きんぴら等にも♪
たくさん採れるし便利なお野菜です。
二色の隼人ウリと畑の天道生えの大根。
ツルムラサキのお花も一緒にサラダにしてみたー
ほとんど畑で採れたもの。
すっかりスーパーに行かなくなって、月に一度行くか行かないか状態。。。
畑の採れたて野菜や椎茸で賄えると新鮮で美味しいし、個別包装のゴミが出なくなって、嬉しい♪
鳥達が居なくなっちゃったから、タンパク質は自給出来なくて、放し飼いで養鶏されてる方から卵やお肉を届けてもらってます。
パートナー君に何食べたい?って聞いたら、どんぶり!との事で、この日は贅沢卵と自家製椎茸あんで天津飯にー♪
たくさん採れた椎茸、せっせと切っては干し切っては干しでやっと、春までの半年分の干し椎茸が出来ました!
この瓶2つ分でうちの半年分のお出汁が賄えます♪
日中はしっかりお日様にあてて、夜は薪ストーブで。マクロビ出身のパートナー君のオススメで、繊維にそって放射線状に切って干しました(笑)
バランスがいいそう!
畑で摘んだハコベとミントは、歯磨き粉に♪
お日様に干して、薪ストーブでじわじわパリパリにしたら、擂り鉢で摺って粉にしてブラックソルトや重曹と混ぜて、歯磨き粉を作ります。
だいたい月に一度無くなったら作る感じで、その時々にいろいろ混ぜて楽しんでます♪
お豆さん達は、熟してきたらその都度収穫しては干して、鞘から出して、また干して、選別して瓶に詰めて保管。
ピーナッツ君達も掘って乾かして大まかに土を取ってから洗ってまたよーく干して。。。
地味ーな豆仕事。
自分たちで食べるものを出来るだけ自分たちで育ててみる!という、ずっとやりたかった事がお山で暮らすようになって、少しづつ実現してきてるのですが、やってみて思うのは、食卓に上がるような状態にするまでに大変な手間暇がかかってるっていう事。
これ、お金で買ってたら体感出来ないこと。
野菜達もーだけど、肉類なんてもっと!
そこに生きてたものが死んで肉になってる実感って味わった事なく食べてる。
どうやって生きてきて、どんな過程を経て私達の食卓に上がり、私達の心身を養ってくれてるのか。
毎日食べるもの。住む環境と共に私達の心身と一体になるもの。
自分たちで育てたら、なかなかお金に換算出来ないよね。
これを数百円で売ってるって、どんな風にしたらこの値段で出せるのかなぁーって背景を想像してみたら、ゆっくり手作業でーは有り得ない話。
それで自分たちの心身は出来てる。
徴兵制じゃなくて、一年でもいいから全員自分たちで食べるものを自分たちで育てて賄ってみるって事を体験してみるといいんじゃないかなぁーと思ったりします。
きっと、暮らし方や考え方、生き方も変わってくるんじゃないかなぁー
私達が生きるのに必要なもの達の生産の現場を見てみるって大切な気がする。
田舎暮らし長いのに、今ごろになって、体感してる
この頃でした。。。
さて、そろそろ新しく餅米も収穫出来るし、今日は久しぶりに餅でもつくかな♪