6月に入りましたね。
いつもよりずっと早い梅雨入りで、やっておきたかった事も出来てないまま。。。
雨の合間を見ながら、遅れ遅れ進めてます。
5月の、ホタル飛び交い月明かりの美しい頃、私達は夫婦となりました。
毎日一緒にいるようになって、お山で一緒に暮らしはじめてーと、もう何年もパートナーとして共にいましたが、改めて入籍し結婚するという道を選んでみて、お互いの内側の変化を感じています。
5月22日にお山で年に四回開催しているインディアンの浄化の儀式イニピィが開催され、今回私達2人だけでロッヂに入れて頂く機会に恵まれました。
コロナさんが広がってきてからは、1人か同居の家族だけでロッヂに入り、他の方々はロッヂの外で祈りをサポートするという形で開催しているのですが、そんな風な形になってから一回目は彼が、二回目は私が1人で入り、三回目の今回2人だけでという流れになりました。
そして、今回のイニピィの儀式が、宇宙の全てに、お山で共に生きる命達へ私達の結婚の意志をご報告し、祈り、新しく生まれ変わり家族として誕生する私達にとっての結婚式となりました。
ロッヂの外で私達の祈りをサポートし、守ってくれた方々、何にも伝えてなかったのに、なぜか助産師さんや体内記憶を得意とするヒプノセラピストさんなど『うまれる』ことに関わる方々が集まって下さり、私達の新しい誕生を出迎えてくれました。
いつも共に儀式をしてきて、この三回を外でサポートし見守っていて下さった方が、一回目の彼が1人で入った時に、
彼は大きな声で歌を歌いお山開きをしていた
と言われていました。
そして、二回目の私1人で入った時に、彼がお山のみんなに伝え準備したこの場所に迎えられたと。
私は、本当にこのお山に包み込まれるような安心感の中、自分の子宮はこの大地そのものなのだという一体感に満たされていました。
そして、それを経ての三回目。
私達は、2人でロッヂに入り、全てのもの達に祈り、私達の意志をご報告。
彼の歌と太鼓、息づかい、だんだんと呼吸が揃ってきて、ひとつになってゆく感覚。
新しく生まれた私達を眩く光輝く世界は出迎え抱きしめてくれて、お山の全ての命達が喜び、祝福してくれている事が心から感じられました。
私達の祈りをサポートしてくれた方々も、木々も鳥も虫も風も大地もみんなが祝福の中にあった事を共に感じて下さり、涙涙に抱きしめ合い喜びあい。
籍を入れていても仮面夫婦は山ほどいるし、籍を入れてなくても、本当に仲のよい内側から繋がっている夫婦もたくさんいると思います。
籍なんて、人間界だけの事であまり意味がない、どっちでもいいこと。。。ずっと、そう思ってきたけれど、今回の自分達の内側の変化、そして自然界のみんなの祝福に感動してしまいました。
自然界のみんなは、私達2人が共に生きてゆく意志、そしてこの場所で全ての命達と共に生き、骨を埋める覚悟を、ちゃんと受け入れてくれたのだと思います。
共にここに生きるみんなが、私達の結婚を本当に喜び祝福してくれている!そのことが何より嬉しく感動的でした!
ここで生き、ここで死んでゆくこと。
変な言い方かもしれないけど、死んでゆく場所を本当にこの自然と一体になりたい!と思える素敵な場所にし、そこの命達との愛と信頼を深めてゆくという感じかな。
私達が自然に還ってゆく場所を本来の自然豊かな本当に素敵な場所に戻してゆく。
そして、その共に生きてきたもの達の中で、安心して彼らとひとつになってゆく。
私達は、大地の、自然の素晴らしさ清らかさに、もっともっと気づき、感じて、たくさん愛し愛されて調和の中で命を全うしたい。
私達の心の有り様が、この場所に反映されてゆくのだろうから。
たくさんの祝福を頂き、ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いしますー♪