星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

ウコちゃんの子育て

ウコちゃんのヒヨコが孵って、二週間が過ぎました🐣


白い翼が生え始めて、動きも活発になってきています🐤
お母さんのククリが、抱卵を始めてほとんど小屋から出なくなり3週間。
卵が孵って子育てを始め2週間。

その間、ずっと狭い小屋の中。

うちの鳥小屋が中二階になってるので、ヒヨコ達が階段を上り下り出来るようになるまでは小屋から出れなくて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

早く広々としたお外へ出たいだろうに。。。

小屋へ入れてる限り安全かもーですが、人間が小屋へ入れる食べ物しか食べれないので、自然界から直接自分で必要なものを得る事が出来ません。

自然の中に放しておけば、今、自分に必要なものを探し出して、必要な時に食べるはず。

 

同じ草でも、人間が小屋に入れる時には地面から生えてない状態です。

地面から生えていれば、親鳥は親鳥の口に合った大きさに、ヒヨコ達はヒヨコ達の口に合った大きさに自分自身で葉っぱを千切って、それぞれにちょうどよく食べれます。

地面で根っこが生えてる状態だと嘴で引っ張るとちょうど良い大きさに千切れてくれます。

地面から抜いたり、切ったりした草は、なかなか自分にちょうど良い大きさに千切れてくれません。

それで、人間が切って小屋に入れる事になるのですが、そうしていろんな草が混じり合った状態では、鳥達は自分が必要な草を選ぶ事が出来ません。

自然に任せておけば、人間は切ったり与えたりする手間も要らないし、鳥達は本当に必要なものを自ら選べて健やかでいられる。

 

 

その上、鳥達に千切られた草達は、絶妙に剪定?草刈り?されて、根っこは細分化し、ちょうどよく調和してくれます🌱
そして、浅い表土は鳥達に掻き回されて空気を促され、鶏糞も含んで土は肥えてゆく。

小屋に入れる事でその能力を奪ってるなぁー循環から外しているなぁー本当に申し訳ない。。。と毎日感じ、謝っています。

 

ここ数日、ククリがヒヨコ達に向けて号令をかけながら、小屋の入り口付近を出たり入ったりし始めました。

ヒヨコ達に飛び上がる脚力がついてきているのと、外界への興味が出てきているのを感じているのでしょう。

ヒヨコ達は、みんなで入り口から外を見ながら、恐々となかなか出てきません。

少しだけ階段を細かく上り下りしやすい高さに調整してあげると、なんとか出てくる子達が!

性格もだいぶ分かるようになってきて、用心深くていつも奥の方にいる子もいます。

そんなヒヨコ達の成長に合わせて少しづつ少しづつ絶妙なタイミングで自立出来るように促してゆきます。

いつ見ても、たくさんの学びに溢れてるウコちゃんの子育てです✨