お山で5回目となる「大地の再生講座」が4月16日(日)に無事に開催出来ました✨
お味噌作りワークショップの間、12月以降4月まで間が空いてしまい、今年初の「大地の再生講座」だったので、前回まで手入れしたところのメンテナンスと、お山に続く道の踏み固った道のお手入れをーとの事で、講師の轟理子さんが、先にお山の様子を見回って下さってました🌲
ちょうど1年前。
お山での最初の「大地の再生講座」の時に、山小屋の雨垂れの下に溝を掘って有機物を入れてゆく作業をしたのですが、1年経つとその溝に土が入り込んで固まってしまっていました。
それをメンテナンス!
もう一度掘り起こして有機物を詰め直す作業をしました。
一年後には、こんな風になってゆくんだーと、溝の中の有機物達の変化もメンテナンス方法も分かって、とっても参考になりました!
有機物には菌糸が伸びてきてましたが、溝に土が詰まっていって、空気や水の通りが悪くなっていたらしく、本当ならもっと菌糸が伸びるはずだとか。。。
日々歩く場所なので溝を踏まないように、時々、溝の隙間にスコップを入れて空気の通り道を確認するように、気をつけないとーと思いました。
日常生活の中で、大地の呼吸や風の流れをちゃんと感じて、日々少しづつ流れが滞らないようにお手入れしてゆく事が大切なのですねー
しっかり意識して感じないとー✨✨
毎年、大雨が降ると年に何度も床下浸水してプールみたいになっていた山小屋ですが、「大地の再生講座」で皆さんに山小屋の周りに溝を掘って頂いて以来、一度も浸水してないのです!
その大切な溝。
梅雨前にメンテナンス出来て、ちゃんと流れてくれそうで、安心しました!
地中深くまで、空気も水も菌糸も染み込んでゆけるような柔らかな大地になるといいな✨✨
教えていただいた方法で、枯れかけていた苗木の周りを対処したら、新芽を芽吹いてきてくれました😭
そして次は、お山へ上がってゆく踏み固った道を解す作業✨
理子さんが、ほら!って見せてくれたのは、道の横に空いてるモグラ穴✨✨
ちゃんと、空気を通してくれてるねーって、それを真似して、道の両側に小さな穴を空けてゆき、通る道はミツグワやスコップで表面を解しながらお山へ上がってゆきました。
解した道には、竹炭とウッドチップを撒いてゆき、道はフカフカに柔らかくなりました❤
毎日歩くから、また踏み固めちゃうけど、こうして日々柔らかくしておく事を意識して対処するといいのですねー
何だか、身体みたいだなぁー
日々使って、強張っちゃったりするけど、ゆっくりお風呂に浸かったり、マッサージしたり、解れるように対策してる。
それと同じようにしたらいいのだなぁーと思いました✨
解しながらお山に登って、イニピィ(インディアンの浄化の儀式)の会場にみんなで植樹をして頂きました🌱
今回の苗木は、日田のお友達「アマヤマ草庵」から頂いた桑の木✨
ちょうど今月、彼ら家族は日田から沖縄へ移住してしまったので、ずっとお山と繋がっているように、そして、いつも思い出せるように、みんなで「アマヤマ草庵」の桑の木を植樹させてもらう事にしました✨
ちょうど、「アマヤマ草庵」をよく知ってる方々が多かったし、みんなで一緒に植えれて、とっても嬉しかった❤
ここまでで午前の部は終了。
お昼ご飯は、ご近所のお友達がヴィーガンカレーを作ってくれました🍛
ひよこ豆を使った優しいカレーで、美味しかったぁ🎶
食後に、植樹した桑の木にグランドカバーをしよう!と、もう一度お山に上がったら、雨が降り出したので、午後からは場所を「星のしずく」のお隣さんへ移動して、座学となりました✨
私にとっては、初めての座学!
いきなり、ホワイトボードに《色即是空》と書いて説明する理子さん✨✨
個と全体。
相似形。
空気の層のお話。
フィールドワークでやってる事が、理由を知る事でより深まる内容。
質問も交えながら、お茶やおやつもしながらの楽しい一時でした✨
どんな天候の時も、いろんな学びが出来るなぁーと、新たな試みでしたが、とっても良かった✨
お山で「大地の再生講座」を始めて約1年経って、しみじみとその変化を感じた今回の再生講座でした✨
そして何より、一緒にお山に触れ、繋がってくれるたくさんの方々と出逢えた事が心から満たされる宝物だなぁ✨と嬉しくなりました❤
講師の理子さん、参加して下さった皆様、心を寄せて支えて下さる皆様、お山に生きる全てのもの達、全てを与えてくれる宇宙に、いっぱいいっぱいありがとうー✨✨