今日は、水質検査の日でした。
ここ浮羽は、市制をひいてる市の中で、唯一上水道がない市なのだとか…
引越してきて住むまで、知りませんでした。
不動産屋さんから、飲み水は、井戸ですと言われ、何も考えず井戸があるんだぁ♪と単純に喜んでしまいました。
無知でした。
井戸にも、いろいろとあるらしく手堀りの浅い井戸、100m近くボーリングする深井戸があるそうです。
雨の後、水が濁って茶色になるので、井戸のボーリング屋さんに来てもらって見てもらうと、5〜6mの浅い井戸だとか。
それに、この地域は、もともと水の少ない地域で、深く掘っても出ない可能性もあるとの事。 実際、ご近所の方は130m掘っても、ちょこちょこしか出ずに困ってらっしゃいます(涙)
地域の方々の中にはヒ素が出た所もあるとか…
茶色に濁る様なら、飲み水には無理だけど、お風呂や洗い物などには使えるのかなぁ…と、今回水質検査に出す事にしました。
飲み水は、いろんな所に汲みに行っています。
天草の頃も、飲み水は汲みに行ってたし、地域の方々に手伝っていただいて山水を家に引き込んでいたので、雨が降ると濁るのは当たり前、雨が少ないと渇れるし、毎日水採り口に枯葉や様々なモノが詰まってないか、水がちゃんと流れているか点検していました。
上水道で、天気などに関係なく、いつでも安定して水が得られる事。
私にとっては、それは当たり前ではなかったから、今、天候で水が左右されても普通だと思えますが、街では、普通では、ありませんよね。
不安定というか、常に動いているけど、一定のリズム・法則で動いている…自然って、そんな感じがします。
人間は、それを出来るだけ安定させて便利な様にコントロールしようとしてきたのでしょうね。
でも、あまりにかけ離れてしまうと自然から養ってもらってる事を忘れてしまいそうですね。
人間にとって、全てのものにとって、水は大切でなくてはならないもの。
清らかな美しい水は、豊かな自然が作り出してくれるのですよね。
それを守り、みんなで分かち合ってゆくには、どうしたらいいのかなぁ…