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陶芸体験&ワークショップについての要項が書かれた記事
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今日は、山ちゃんと一緒に中野拓矢さんのお面と写真の展示会に行って来ました。
星野村で待ち合わせたので、久しぶりに紅葉しはじめてる美しい星野の景色を楽しみながらドライブする事が出来ました。
空も太陽もすご〜く綺麗な中、作家さんの拓矢さんご本人もアルバイトがお休みだという事で、一緒に同行し案内して下さいました。
以前から写真やお人形等の作品は見せて頂いていたのですが、お面の方は、自らの顔に石膏を塗って作るライフマスクを作っている最中の写真や作りかけのお面を見せて頂いた程度だったので、今回の展示は、ぜひ見てみたい!と思っていました☆
19歳になったばかりの拓矢さんですが、撮られる写真の数々も、作られる作品の数々も、半端なく目を見張るものが多いのです!
高校生だった頃にも陶芸体験に来て下さった事があるのですが、自分の納得いくものが出来るまで、粘り強く、丁寧に丁寧に作り込んでゆく姿は、同じもの作りする立場の人間として心打たれるものがありました。
一つのものを深く深く掘り下げてゆく方。
それも習うわけではなく、自分自身でそのものと向き合いながら、作り方そのものを試行錯誤しながら考え出してゆくのです。
こんなの出来たよ、こんな写真撮れたよと、会う機会があると見せて下さるのですが、今回のお面の作品達には、驚きました!
劇団の座長さんと知り合う機会があったそうで、劇で使うお面を作ってみて欲しいというお話を頂いてから、作り方を考えて自分で作ってみられたらしいのです。
このお面、持ってみると、とても軽くて驚きます。
実際に役者さんが劇で使われる事を考えて、土台になる素材を和紙にして作られたそうです。
私も恥ずかしながら、一応大学で彫刻を専攻していて、しかも塑像という粘土を使って裸体像などを作っていた経験があるので、どんな風に作ってゆくものか、どれくらい難しいのか少しは分かります。
何でもそうですが、表面的な技術だけの作品は、いくらテクニックが素晴らしくても、心に響いてこないものですが、作る方の意識がしっかりそこに宿っている作品は、そこに空気が流れ、音楽が流れ、まさに生きている作品になっていて、理屈ではなく直接心に響いてきます。
彼の作品、オリジナルの技術も素晴らしいですが、やっぱり綺麗だなぁ〜って思うのですよね。
17日までと展示期間も残りわずかになってしまいましたが、お時間ある方は、ぜひ行かれてみて下さいね☆
絵咲木が繋ぐ二人展・写真・仮面」
中野拓矢 清田和浩
11月1日〔金〕から11月17日〔日〕
会場 陶工房絵咲木
主催 八女福島文平座
問い合わせ先 絵咲木 0943−22−2634
絵咲木の陶器と猫とカフェ日記
http://toukoubou.blog123.fc2.com/
お面は10点ほどの展示でしたが、大満足でした。
わざわざご同行頂き、ありがとうございました☆