星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

腰が…

【お知らせ】

日々の制作状況やワークショップの予約状況は、カレンダーをご確認下さい!

オレンジの枠で予定を書き込まれている日は、申し訳ございませんが来訪の受付ができませんので、ご注意下さい。

陶芸体験&ワークショップについての要項が書かれた記事

http://d.hatena.ne.jp/hikarinowa1123/20110711/1310342979


カレンダー

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今月は(も?)毎日目白押しでいろいろあったので、作陶する時間がほとんど確保できず、ご注文頂いている陶器と3月の展示会への出品作品をここ数日作っていました。


疲れ過ぎないように気をつけていたつもりでしたが、私のする事はいつも重い物を持つ肉体労働なので(笑)、かなり股関節や腰に負担がかかってたようで、今日、外でお味噌作りワークショップ用の大きなタライを洗っていたら、腰がピキッ(゜U。)?

動けなくなってしまいました(涙)
こりゃ〜ぎっくり腰かなぁ…

どうしようもないので、何とかその場で腰を緩めて立ち上がり、調整。

どうにか歩けるようになったけど、明日は運転して阿蘇、しかも重たい大豆や水運び…

ヤバイかも(^o^;


もう、年なの忘れてた(笑)


そんな時にいつも助けてくれるのが筑前の整体「からだ爽快庵」の山中さん。


腰がピキッっとなる少し前に連絡があって、今晩整体しに来るって!

あんたは、預言者かぁ〜!!!

本当に不思議なのですが、大変な時には必ず来てるのですよねぇ〜


で、念入りに調整して頂き、寝返りも打てない状態だったのが、本当に楽になりました☆

大豆も浸水して頂いてるし、明日行かないわけにはいかんのです!


まだ、危ういけど…
無理そうなら手伝いに行くから連絡して!と帰ってゆきました。

本当にありがとうm(__)m
来てくれなかったら、明日は無理だったかも。


昨日、頼まれていた玄米300kgを耶馬渓在住の無農薬農家さん三塚さんが届けに来て下さったのです☆


自分で耶馬渓まで取りに伺うつもりだったのですが、アクアちゃんだと一度には無理だったので、持って来て下さって!

片道60kmもあるのに玄米300kgを積んで運んで来て下さいました。


三塚さん家族は、以前大分の九重町に住まれていて、その後、旦那様のご実家のある宮城へ移住し、奥様は大工さんなので、ご自分達で家を建て、開墾して田んぼや畑をし、羊や豚や山羊、鶏達も一緒に自給的暮らしをされてらしたのですが、それが出来上がってすぐに、震災。


すぐにお子さんだけを奥様の実家がある愛知へ避難させ、ご夫婦は後片付けをし、全てを捨ててまた九州に戻って来られました。


また、すぐに開墾して自給体制が取れるところが、すごい(≧▼≦)

今は、また新しくご自分で家を建て始めているそうです!


そんな何でも作り出してしまう三塚家なのですが、私が奥様と知り合ったのは、まだ彼女が独身だった20代の頃(私も(笑))、田舎暮らしをしている方々の中では、かなり有名だった彼女なのですが、それは、まだ20代の独身女性が一人で、田んぼや畑をし、自給体制をとり、豚を放し飼いにして育てていたから。

自転車で日本を周り、海外にも出かける、華奢で可愛い強者だったのです(笑)


約3ヶ月のインド・ネパールの旅から阿蘇に戻り、畑をしながら生きていこうと思って、隣町の彼女の所に畑を教えて頂きに伺ったのが最初でした☆


同じ年頃の女性が一人で、これだけの事をやれてる。

畑から戻って、ぱぁ〜っと服を脱いで水浴びして汗を流し、その辺にあるもので、計りもせずにパパッとオヤツのクッキーを作って出してくれて…私にとって忘れられない光景。

私のお菓子作りの原点かも(笑)


暮らしってこうなんだなぁ〜と、大地と生きる彼女を見て思いました。


あれからもう20年近くが経ち…
彼女が結婚した三塚さんもやっぱり自然の中で生きる人でした。


今回、無農薬のお米を持って来て頂けたので、せっかくなら購入される方々に育てた方と直接お会いして頂いて、その後の関係を築いて頂きたいと、昨日は交流の日にさせて頂きました。

ご注文下さった方々に直接取りに来て頂いて、三塚さんとお話してみて頂く。

お時間ある方は、お茶やランチもご一緒に♪


そんな中で、私も初めて伺うようなお話も聞けました。

東京で油絵を描かれていて、その後ガラス作家をされてらしたとか!知らなかった!

その後に農家さんになられたのだとか☆



何でも研究し観察するのがお好きだという事でした。

ずっと野口整体での調整を受けてらした事。息子さんは、自宅出産でご自分で取り上げられた事。家族のフン尿を畑に還す処理の仕方。


興味深いお話が盛りだくさんでしたが、中でも印象的だったのは10代の頃に3000円だけ持って家を出た時に、食べるものが何にもなくなって、ひもじくてしかたない時に、目の前で鳥が自分で獲物を捕って食べているのを見て、お金がなくては何にも出来ない人間の社会のありかたに疑問を持ったというお話。

自分で食べるものを自分で作る暮らし。今のその暮らしは、その10代の時にしたいと思った事が実現していると言われていました。



そんな三塚家の育てた作物は、どれも生命力に溢れていて、とっても美味しいのです♪

宮城に住まれてた頃に、友人から三塚さんちの小麦だよって頂いて、その粉でパンを焼いた事があるのですが、10年以上パン焼きしてきて、酵母も作り方も同じなのに、本当に美味しくて美味しくて大感激したのを覚えています☆

粉でこんなに違うのか!と、ビックリしました。


奥様がまだ独身の時に飼われていた放し飼いの豚ブーちゃん。

実は、その後解体され田舎暮らし仲間達みんなで頂きました。


そのお肉も、やっぱり今まで食べたお肉の中で一番美味しかった!


食は、命を頂いている。
それをしっかり感じさせてくれる様な、命に溢れた作物達なのです。


そんなお米を分けて頂けて、すごく嬉しい(≧▼≦)


今回、いつもお願いしている農家さんの田んぼが不作で、いつも頼まれている方々(私も含め)に一年分のお米が行き渡らなかったのです。

田舎暮らし仲間の方から、三塚さんのお米分けて頂くよっとお話聞いて、私も食べたい!とお願いしたところ30kg入手できました。

これ以上は無理そうだったので、他の方々を探そうと思ってたところ三塚さんから連絡が!

在庫あるし、分けて下さるって〜\(^O^)/


もう少し遅かったら、他の方にお願いしてしまうとこでした!

運び込みも雪に合わずトントン拍子に進んで、本当に良かった♪

今度は耶馬渓での田畑と暮らしぶりを見せて頂きに伺いたいなぁ〜と思っています♪


そして、三塚さんもお客様方も帰られた後、仕事を終えた山中さんも玄米を取りに来て下さいました。

うちの石油ストーブが古くて(だってゴミ捨て場産(笑))ボロボロなので、家から小さな石油ストーブを持って来て下さいました!

今まで使った中で一番新しい(笑)


薪ストーブと併用するのにピッタリ♪
ありがとうございます!


で、山中さんが帰られ、今度は入れ代わりで不動産屋さんのお友達が、木を切ったからと、軽トラにいっぱいの薪を積んで、運んで来て下さいました(≧▼≦)

ここ数日、来シーズン用の薪を集めないとなぁ〜、どうしようかなぁ〜と思ったばかりなのに!

嬉しすぎます!

ささっと軽トラから降ろして下さって、もう1回分あるからと。


そりゃ〜私も行かなきゃでしょ〜!
作業着に着替えて、早速一緒に出かけました☆


不動産屋さんでもありますが、借家やマンションの大家さんもされてらっしゃるので庭木の管理などもさるるそうなのです。


普通、大家さんってそんな事までご自分でしないでしょうが(笑)


一緒に軽トラに積み帰り、広葉樹の薪がたくさん我が家に来てくれました♪


気にかけて頂き、ありがとうございます!


皆様、来シーズンには、まだまだ必要なので、薪にできそうな木がありましたら、声をかけて下さいませ〜


何とも盛りだくさんの昨日今日だったのですが、器仕事に加えてのお米と薪運び、そして備蓄買い出しでの重たいものに、身体は悲鳴だったのでしょうね…

ごめんなさい(-人-)


私の代わりに薪ストーブ用の薪を運んで下さりながら、山中さんが、こうして腰を落として重いものを運ぶんだ!身体の使い方覚えなきゃねぇ〜と言われてました。


本当にね…


皆様のお陰で、何とかいろんな物事も進み、阿蘇へも行けそうです。

温泉にゆっくり入って癒してきます♪

本当にありがとう!