星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

2021年から2022年へ

もう明日から、今年のお味噌作りワークショップが始まってきます。

そうなる前に、ちょっと昨年の事を振り返って、今年の事へ想いを巡らせておこうと思います。

なかなか、ゆっくりブログを書く時間がなかったので、書きたかった事がたまってた。


昨年は、思いがけず結婚という形をとる事を決め、それを境に暮らしが大きく変化してきました。

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それまでもここ数年毎日一緒にいたし、共に暮らしてきたのですが、何だか全く違った広がりが待っていました。


お山が大きく開かれ、そして工房として使っている下の家も驚くように活性化しました。

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毎日毎日、たくさんの方々が訪れて下さいましたが、昔とはまた違った顔ぶれに変化してきているようです。


心から素晴らしいなぁーと尊敬出来るような方々がたくさん!

そして、大きく広い心を持った方々とたくさん出逢いました。


お山で年に4回開催しているインディアンの浄化の儀式イニピィの為の竹のドームも三年経ち、新しく作り直しました。

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その竹ドームを作るのに、儀式をリードして下さるヒロさん、ヨシさんはじめ、いろんな方々がご参加下さり立派な新しいドームが出来上がりました。


ご参加して下さった中に、10才の男の子と15才の青年がいました。

その日に初めて出逢ったふたり。


15才の青年は、地元で大きな災害があった時に多くの大人達がボランティアで活躍する姿を見て、初めてカッコイい!と思える大人に出逢ったそうです。


それで、高校はネットの高校を選び、カッコイいと思える大人達と共に毎日山に入り、山仕事をしていると!

彼は竹の伐採を日々しているとの事で、竹の年齢や状態の見極め方をみんなに伝え、率先して竹ドーム作りをしてくれました。

10才の男の子に丁寧に教えながら。


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身の回りにあるものでマッチやライターを使わずに火をつけ、焚き火を作る方法も。

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次の世代が、こんなに立派に育ってきている!
大きな喜びと安心でした。


私達は、少しでも森を全ての命達が豊かに生きてゆける状態に戻し、この次の世代にバトンを渡してゆきたいと改めて感じました。


ご縁あって瞳の輝きを持った子供達が、お山にやってきた時に、「あーやっとやって来てくれたのね!あなた達を待ってたよ!さぁ、この場所を好きなように使ってね」って言いたい。

喜んで引き継いでもらえるような素敵な森にしてゆきたいな♪


大切に大切に。



昨年は、広瀬尚子さんのお話会をさせて頂いた事から、私達2人も含め、いろんな方々のお話会もさせて頂きました。


広瀬尚子さん、伊藤久美子さん、ヒロさん、三塚進さん、そして私達。

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リクエストが多くて数回開催した事も。


皆さんのお話を聴く事、自分が語る事、生き方を振り返るとてもいい時間になりました。



お山でのフィールワークにワークショップ、お話会と盛り沢山の「野草宙」さんの野草の会も開催して頂きました。

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それ以来、毎晩野草達を土鍋で煎り、毎朝煮出して野草茶を作るのが日課になりました。

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そして、その残りや二番煎じをお風呂に入れて毎日の野草のお風呂。


身近なお山の野草達がますます親しみ深くなり、毎朝のお山のお散歩が楽しくなり、体調も整ってきて、善いことづくめ♪


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ちなみに今朝の野草茶は
ドクダミヨモギ、スギナ、ハコベ、冬イチゴ、サンキライ、ニッケイ、笹、櫟の落ち葉、ヤブツル小豆、松、銀杏の葉、マコモ、オドリコソウ、アケビ枇杷、浅煎り玄米、オオバコ

朝は、これに高麗人参の黒人参パウダーを少し入れて。

香りにも癒やされて、とっても美味しくて幸せ時間です♪



自然農の自給用の田んぼや畑。
風や水や光の流れを良くして、微生物達のたくさん暮らす健全な大地にしてゆきたいと、昨年は近くで開催して下さっていたフィールワークにも参加し、いろいろ学ばせて頂きました。

田畑やお山で少しづつ実践。

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大地の流れを良くしてゆこう!と活動されてる方々がお山や畑にも来て下さり、いろいろ見てアドバイスも頂きました!


20人ほどがお山や畑に(笑)

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イニピィの翌日がヒロさんのお話会だったので、そのままお山でみんなでキャンプをして、ヒロさんのお話会はお山で焚き火を囲んで開催し、野草の会の時もたくさんの方々にお山に来て頂いたし、お山もどんどん開かれ活性化してきている感じ。

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どんどん豊かになっていっています。


今年は、皆さんからお祝いに頂いた苗木達をお山に植えて、いつでも自分の木々に会いに来れるように調えてゆきたいな。

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お味噌作りワークショップ。
地獄蒸しで初めてお味噌を作ったのが2000年。
もう、22年になります。

浮羽に移住して、自分で作っていたのが、一緒に作りたい!という方々が増えワークショップ形式になってから8年。

お陰様で、年々多くの方々が来て下さるようになり、毎年1トンを超えるお味噌を作って頂くようになりました。


今季は、長年無農薬で栽培されてる浮羽の江藤さんのお米を、そして耶馬溪の三塚さんが大豆を育てて下さり、新たに使わせて頂ける事になって、ますますパワーアップしている事と思います。


お味噌は、食べる方々の心身を健全に養う大切な食べ物だと思っています。


ワークショップの時は、小国の両神社に参拝して、樹齢1000年のケヤキの木の根元から湧くケヤキ水源のお水を仕込み水に汲み、地面から直接噴き上げる温泉の蒸気で蒸します。


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そして、両神社の神様、温泉の地熱、ケヤキ水源のお水、材料の皆さん、材料を育てて下さった農家さん達、麹を作ってくれた醤油屋さん、浸水させてくれた花唐符の皆さん、このような機会を与えて下さった宇宙の全てのものたち、参加して下さる方々みなさん1人1人を思い浮かべながら感謝して祈ります。


材料達の1つ1つにも、あなた方が幸せに愛を発して生きる事が、食べる方々の幸せと健康に繋がるから幸せでいてーって。


そうして祈る間、私はいつも感謝で溢れ号泣してしまう(笑)



そうして大切にしてきたお味噌作りだから、どの工程も自分の手で手渡してーと思いがちで、なかなか手放せませんでした。


でも、これ以上参加希望の方々が増えてしまうと、もう1人では無理だなぁ。。。と思っていると、皆さんから○○さんに助けてもらうといい!と同じ方の名前が続出!

小国在住のその方は、不思議と私が小国に行き両神社に参拝してケヤキ水源に迎おうとすると両神社の前で何故かバッタリと出逢うのです。


あーもう、これは神様もご指名か!とヘルプをお願いしてみました。

快くお味噌作りヘルプを承諾して頂き、今年から地獄蒸しを引き上げて浮羽へ運び、助けて頂ける事になりました!




いろんな方面で助けて下さる方々がいてくれて、本当に有り難いです。



今年は、1人で抱え込まないで、緩やかに滞りなく流れるように私も自分自身を開いて、より丁寧に身近な足元のものたちを感じ取り、共に満たされて生きる年にしたいです。

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お山にも田畑にも薪仕事にも、暮らしのいろんな事にも、ゆっくりじっくり向き合って味わいたいな。


皆様、よろしくお願いします!