星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

だいぶ涼しくなってきて、紅葉をはじめ色づいた葉もチラホラ見るようになりました。

これから、だんだん気温は下がりますが、景色は明るく温かくなりますね☆


昨日は、大分の日田市夜明にある「アマヤマ草庵」の安達家での藍染に行ってきました♪

アマヤマ草庵
https://amayamasouan.jimdo.com/


農家民泊もされているのですが、冷蔵庫もガスもなくて、自然農で田畑をし、薪で煮炊きし、薪でお風呂を沸かすようなシンプルで豊かな暮らしをされている家族。


私達は、田んぼをいつも教えて頂いてます☆


7月の水害で、目の前の山が崩れ、自然農の畑は土砂に埋まり、田植えが終わったばかりの田んぼもダメになってしまいました。


二人目を自宅出産されて1週間後の水害。


結局、何にもお手伝い出来なかったけれど、今回こうして、またみんなが集って自然の営みの中での暮らしを体験できる様になって、本当に良かったなぁ〜と感慨深かったです。


そんな安達家と草木染めや藍染をされているヨシさんが、一緒に藍を育ててるのです。


ご縁のある方々が、種蒔きし無農薬無化学肥料で藍を育てて、葉をちぎり乾燥させたものを集めて、安達家に来られたいろんな方々がモミモミ発酵。


それを灰の灰汁で建てるというスクモという方法。


今回、ヨシさんがうちから灰を持ち帰り、その灰を焼き直して熱湯で何度も灰汁抜き。


5回までの灰汁を使われたそうです!


染織には灰の灰汁が必要で、陶芸の釉薬には、その灰汁抜きし終わった残りの灰が必要なので、昔から染織家と陶芸家は、一緒に仕事をしていたらしい☆


釉薬を作るのに、何度も灰の灰汁抜きをし、その灰汁は畑に棄てていたのが、こうして使って頂けて、その特製が活かせてすごく嬉しい♪


そして、その残りの灰で今度は私が器を作るっていう流れも、いろんなもの達との繋がりの中の一部分を担当させてもらえるって感じで、有り難くって幸せだなぁ〜と思います♪


発酵と同じで、いろんな方々を通す事で姿形もどんどん変化していって、命は変化しながら続いていく☆


大切にされ、心が注がれれば注がれるほど活性化する気がします♪



そんなエネルギーに満ちた藍での初染め。


藍の色はその日の空の色になると言われてるそうで、お天気によってだいぶ違ってくるそう。


ちょっと気温は低かったようですが、綺麗な青に染まりました♪


みんなの手も藍の色(笑)


収穫した藍の葉をみんなで枝から外したり、藍の生葉を叩いて布に写しとる叩き染めをしたり…


あっという間の楽しく素敵な時間でした☆


様々な薬効ある草木の持つエネルギーを布に宿して、皮膚から取り込む薬にしたり、身を守るお守りにしたり…


今は化繊も多いけど、もともと服の繊維も草木で出来てたんですもんね☆


自然は、どれだけ私達を大切に守り育ててくれてるのでしょうね〜
頭が下がりっぱなしだわ。

その気持ちを大切に活かす暮らしがしたいなぁ〜とあらためて思いました☆