初霜に当たって、一気にたくさん収穫した隼人ウリ。
去年、初めてお山の同じ場所に植えてみたものの、葛の葉っぱの中に一緒にあったから、霜が降りてみんな枯れてしまうまで実をつけている事さえ気がつかなかった。。。
全く成らなかったーと思ってたら、みんな枯れた中に数個発見！って風。
だから、隼人ウリに関して、いつ頃どうしたらいいのか、肌身で分かってなかったのです。
今回、こうして一気に霜に当たってしまった山盛りの隼人ウリを前に、霜に当たっても日持ちするのか？？？
こんなにたくさんダメになっちゃう？？？
早く対処しないとダメにするかもー！！！
と、ネットでアレコレ調べたりしてました。
アレコレ人が書いた情報を読みつつ気がついた。
どこかの誰かが考えた事、言った事を確かめもしないで鵜呑みにして、そうしなきゃ！と思い込んでる事のどれだけ多い事か。。。
目の前に知りたい対象がいて（あって）、知りたい自分がいて。
それなのに、外に外に答えを見つけに行く事がバカらしくなった。
自分の五感を使ってその目の前の対象と対話して本当の事を知っていけばいい。
ちゃんと感じとって、味わって、本当の事を自分自身で確かめればいい。
そう思ったら、山盛りの隼人ウリを前に、どうなんだろうなぁー、大丈夫かなぁーって、不安や心配、焦りも消え去って、隼人ウリ君との幸せな対話が始まった。
ダメにするかも。。。という失敗への不安ではなく、どういう経過を辿ってゆくのかなぁーって観察して本当の事が知れる喜びとワクワク感。
こんなに、一度にいろんな事を実験して知れる機会はそうないよね！と、どの位のサイズがどんな味わいなのか、食べ頃はいつ？と、皮ごと食べてみたり、剥いて食べてみたり♪
だんだん、この位のサイズだとこんな味で、こんな料理に向いてそう！って事も、完熟させた種用はどんなだとか体感として見えてきて、いつ頃が収穫時期なのか、どうしたらいいのかも具体的に分かってきた感じ。
霜に当たった部分が変色してる隼人ウリも、どのくらい常温で日持ちするのか実験。
どんな経過を辿ってゆくのかなー
梅シロップ作る時とか、筍をメンマにする時とか、わざわざ冷凍させて、組織を崩して味を染み込み易くしたり、食感を変えたりする位だから、凍ったからこそ！の良さもあるかもー♪味が染み込み易いんじゃない？って事で、丸ごと鳥ガラスープで煮てみたり☆
小さな隼人ウリは、丸ごと使うと可愛らしい♪
煮崩れしないしー
丸ごとローストにしたり、丸ごとコンポートにしたりー
そのままのと隠し包丁入れたのとの味の染み込み具合も実験！
ちょうど、放し飼いで養鶏されてる方が鳥ガラを持ってきて下さったので、低温でじっくりスープをとって、ゆっくり煮含めてみてます。
味噌漬け、奈良漬け風にお味噌&酒粕漬け、たくあん風にもしてみようかなぁーと四つ切りにしてゴロゴロ干してもみました☆
細切りして切り干し大根のように干したものも、やっと保存瓶１つ分出来上がり！
これは、ものすごーく手間暇がかかった！
昆布や人参と一緒にハリハリ漬けもいいなぁー♪
自分自身の五感をしっかり使って全身で確かめるのが、一番確実。
知識で知ってるじゃなくて、本当に肌身で分かる確かなもの。
そして、そうしてその対象をじっくり味わって対話してゆく事は、そのものへの愛しさが増していって、自分自身が幸せと喜びに満たされてゆく事に繋がる。
自分自身を使えばいいのに、外に外にと求めることで不安定になるのねー
私は今どう感じる？って
全身の感覚を総動員させてしっかり味わって生きると幸せ☆
