「星のしずく」のお隣のリフォーム。
少しづつ進んでいて、昨日で床下の板すべて取り除いて、まっさらな状態になりました。
真ん中の構造材のみ。
床下まで剥いでみると、家の中の湿気の状態など、よく分かる。
空気の通り道がなくて、湿気が籠もってたりする場所は、木材も白アリが入って傷んでたり。
全体的に空気が流れてない感じ。
床下の通気が必要な感じでした。
コンクリートじゃなくて、土の上に石やブロックを置いて基礎を作っていて、元々はずいぶん古そうです。
家の中心に竈の跡がそのまま残っていました。
ちょうどリフォームしている部屋の床下にそれがあるなんて!
石と藁を練り込んだ土で作られた竈の内側は真っ黒になっていて、同時の暮らしが見えてくるようです。
そして、その西側には、2m四方ほどの四角い大きな穴が開いていて、その中にたくさんの石などが入れられていました。
井戸ではなさそうだけど、何の穴???
大工さんと同時の野菜などを入れる保管庫の跡では?って話しました。
天草で暮らしていた頃も畳を剥いだら、床下が大きな穴のような地下室になっていて驚いたのですが、地主さんに聞くとそこにイモ類などの食べ物を保存していたとの事。
電気が無くても、様々に工夫して暮らし易いようにしてたのですねー
そんな暮らしの風景が見えてきましたが、その穴周辺の材木はみんな傷んでいて、その穴から湿気が上がってきてる感じだったので、床下に散乱していたブロックや石、瓦などを砕いて入れていく事にしました。
この家の床下、同時の大工さんがかなりいい加減だったのか、産廃に出すようなモノやゴミがたくさん床下の見えない場所に入れられたままになっていて、片付けが大仕事!
大工のヒロさんは、とっても丁寧に綺麗な仕事をしてくれる方で、見えないけど床下は綺麗にしていた方が気持ちいいでしょ!って、今まで暮らしを支えてくれてた場所なんだからーと、大切に大切に扱ってくれました。
その方がどんな心の在り方でいるのか、それは仕草や行為に現れてくるもの。
優しく丁寧に大切に扱ってくれる方は信頼できるなぁーと思います✨
家もとっても喜んでいる感じ。
家の中心の竈の上でお味噌作りをし、みんなが集まって食卓を囲んでいたなんて、何だか天からの導きと眼差しを感じてじーんとしました。
それを伝える為に床板の全てを剥いでの工事になったんだろうなぁーって思える。
この竈には、丁寧にお礼を伝えて祈り、竈の石と土をお山に運んで、新しい竈を作りたいなぁーと思います❤
お隣さんの床下の竈そのものは無くなっても、きっと、竈の炎はみんなの団欒を喜びながら、ここで見守り続けてくれるでしょう✨
何にも知らなくても、床下の竈の上で、お部屋をスタートする時から調和する形に調え、丁寧にお掃除して団欒を重ねてきてるのが不思議で宇宙の采配って本当に完璧!
きっと、団欒の優しく静かな炎が灯され続ける素晴らしくあたたかい空間になるのでしょうね✨✨
出来上がりがとっても楽しみです🎶
竈の土を運び出してお山に運ぶ作業、人数がいると助かるのでお手すきの方はヘルプしてもらえたら助かります✨
バケツリレーできたらいいなぁー
床下にあった木材達もお山での建物の材料やイニピィ用の薪として運びたいので、こちらもヘルプあればー
床板をはる作業は、10月半ば頃からになると思います。
その前に竹炭を焼いて床下に竹炭を入れたり、柱に防腐剤として柿渋を塗ったり、断熱材として籾殻を焼いて籾殻燻炭を麻袋に詰めて入れたりーって作業出来たらいいなぁ。。。
体調の事もあるので、どこまで出来るか分かりませんが、手伝えるよーって方がいたら、ご連絡下さいな。
体力なくても、ご飯係でも、お茶淹れ係でも、風ちゃんのお守り係でも助かります(笑)
稲刈りもあるし、ボチボチ動かないと、体力続かないので。。。