今日は、待望のナターシャ・グジーさんのコンサートに行ってきました♪♪♪
YOU TUBEで歌を聴いて以来、聴くと涙が止まらない彼女の歌のファンになってしまいました。
場所は小郡市文化会館。
うきはの自宅から１時間かからないくらいの場所でした。
会場で友人達と待ち合わせ、１０人以上は友人達(笑)
そして、目の前周辺の席にみんな集まり…
ステージに登場するなり、その美しさに驚きました!!
画像等で見るより何倍も綺麗な方です☆
お話を始めると、なんとも可愛らしくキュートな方で、清らかで澄んだ感じが、よく伝わってきました。
第１部では、ウクライナの民族衣装で登場。
手には、ギリシャから伝わったと言うギターとハープを合わせたような変わったウクライナの民族楽器バンドゥーラを持たれていました。
このバンドゥーラ、８キロもあるそうです!
民族衣装は、白いブラウスに真っ赤なロングスカート。
それぞれに刺繍が施され、その刺繍が身を守ってくれる様にとの願いが込められているとの事でした。
ウクライナの女性にとって刺繍は、特別なもので、刺繍が出来ないのは家事が出来ないのと同じくらい当たり前の事なのだとか…
第１部での歌は
１，キエフの島の歌
２，深い井戸
３，眠りたくないの
４，木の根
５，秋桜(コスモス)
６，防人の詩
７，見上げてごらん夜の星を
ウクライナの言葉の歌も日本語の歌もありました。
どれも、本当に澄んだ歌声で、心に直接スーッと染み込んで伝わってくる感じです。
休憩を挟んで、第２部。
改めてステージに立った彼女は、ピンクのドレスに衣替え☆☆☆
これは、もうお姫様でした！あんなに綺麗な可愛らしい人を見るのは初めてかも？!
なんとも柔らかい優しい光を放っていました☆
第２部での歌は
１，いつも何度でも
２，遥かに遠い空
３，涙そうそう
４，白い翼
５，ママ・マリア
６，あなたの声にこころが開く
７，アヴェマリア(カッチーニ)
２部は、彼女の様々な経験と想いが込められたものとなりました。
彼女が子供の頃にチェルノブイリ原発から３．５キロの場所で被曝し、大丈夫だけれど念のために３日間だけ避難して下さいと言われて村を出て、それから２０年以上経った今も戻れない事。
友人達が次々に病気で亡くなっていった事。
歌の中にも幼い頃の故郷での思い出、両親や友人達との懐かしい日々に対する哀愁が込められていました。
どれほど辛く悲しい想いをしてこられたのでしょうか…
涙ぐまれながら、歌われていました。
もちろん、聴いてる私も涙涙…
ですが、コンサート自体にストーリーがあるかのように、その悲しく辛い思い出から、母なる神様への祈りへと歌は変化していった様でした。
天に向かって歌にのせて祈りを伝えている様な…
歌っている彼女も、あまりに光輝いていて、まるで女神様そのもののようでした。
そして、アンコール。
真っ暗な中に一ヶ所、彼女だけにスポットがあたり、アカペラでのAmazing Grace。
祈りそのもの。
あ〜全ての事は、こんな風に清らかな心によって、愛を表現する事ができ、そして、それは祈りとなるのだなぁ〜と改めて感じました。
ＣＤも購入して、サイン＆握手までして頂いちゃいました(笑)
大感激な一日でした♪
みなさん、機会あれば、ぜひ生で聴かれてみて下さいね！
ナターシャさん(なっちゃん？)、本当に素敵な時間をありがとうございました♪
