星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

豊かな食卓から

昨年、歩いていけるほど近くに住む方とお友達になりました☆


歳も近くて、私の行った大学の付属の短大の出身で、グラフィックデザイン専攻!

私は美術で彫刻専攻でしたが、学校は同じ敷地内だし、先生方も掛け持ちだったりするので、きっと共通の友達や知ってる先生もいるはず(笑)



原発のお話会で知り合いましたが、近くなので、時々時間が出来た時には、遊びに来て下さいます♪


二人のお子さんのいるお母さんなのですが、いつも手作りの素朴なオヤツを作っていらっしゃるみたいで、持参してきて下さるお菓子も、いつも素朴な優しい味のものです。


先日は、ビスコッティを焼いて来て下さいました♪

甘さ控え目で、素材そのものの味やカリカリっという食感を楽しめ、噛めば噛むほど美味しいオヤツでした☆



先日UPさせていただいた食品添加物YOU TUBEを観ても思いましたが、市販のお菓子や食品の味は、鋭い甘さや強い旨味、辛味…どれも、かなりの刺激だなぁ〜と思います。


それに慣れて味覚が麻痺してくると、素材そのものの味を感じとる事が出来なくなり、強い味、刺激でないと満足し美味しいと感じなくなってしまうのかもしれません。


何度もこのblogに登場してくれている熊本のお友達ナポちゃんにお借りした『ここ―食卓からの生教育―』という助産師さんの書いた本には、子供達が何を食べて育ったかが、その後の心身にも大きな影響を与えるという事が書かれてありました。


食卓は家族のコミュニケーションの場でもあり、愛情表現の場でもありますよね☆


助産師というお仕事から性を見つめ、思春期の子供達と10年以上かかわり「食」にたどり着いたそうです。

家庭の食卓の豊かさが、子供達の身体と心を育むこと。

食の行動が、そのまま子供達の生き方に繋がっていて、それは親の子供の頃の食行動が子育てに直結し、連鎖していくこと。


「性」と「生」と「食」のつながりが見えてきたそうです。



書いてある事を少しだけ、ご紹介…

『口では「自分を大切にしよう」と言われても、食卓に冷凍食品を並べられれば、自分は大切にされてないって気づきます。

口では「命を大切にしよう」と言われても、目の前でタバコを吸われれば、自分の命は大切にされてないって気づきます。

毎日、お店で作られた出来合い弁当などを与えられてもそう。

どんな子供でもわかってしまいます。

大切なのは、命が大事なのではなく、あなたが大事だということ。

そのメッセージが、態度、ちょっとした振る舞いや仕草となって伝わっていくのです。

日々の暮らしの中にしか答えはないのです。』



生死の瞬間に立ち会うお仕事だから、本当に大切な事をいつも感じて生きてらっしゃるのだなぁ〜と思います。


感動の涙が流れ、うんうん!と納得できる素敵な本でした。



で、お友達の話に戻すと…フェルト(羊毛)で、いろんな小物も作ってらっしゃる方で、今回は持ってきて見せて下さいました☆


とっても素敵な作品でしたよ!


春頃には、倉庫を利用して雑貨などを置くお店を始めたいなぁと思っているそうです。

陶器も是非!と誘って下さいました☆


楽しみですねぇ〜♪


そんな風なモノ作りをする様な友人達や何かを表現し慣れている友人達は、気軽にオヤツを作ったり、いろんなモノを手作りして楽しんでいる様な気がしました。


「お金を使って買う」という選択ではなく「自分で作る」という事に慣れているのでしょうね。


体験してみれば、簡単に作れるんだぁ〜!な〜んだぁ〜と思うような事なのでしょうが、作り出す事に慣れてないので、出来ないと思い込んでて、作るという発想になりにくいのではないかなぁ〜と思います。


先日は、整体に来られた『からだ爽快庵』の山中さんが、うちでご飯を食べてて、お料理ワークショップの話などをしてたら、簡単で、すぐに出来る様なモノなら男性でもいいねぇ〜って。

サルでも出来るお料理ワークショップってしたら?って(爆笑)

難易度をつけて、動物レベル、人間レベル、神的レベルとか…って言うので、大ウケしてしまいました(笑)


私自身に、そんな腕がないって!


私に出来る事は、手作りは楽しいよ〜♪って事、案外やってみれば気軽に簡単に出来るよ〜♪って事を伝えられるかなぁ〜と思ってます。



ご近所さんが持って来て下さった手作りのザボン漬け、作り方のコツを教えて頂いたので、後は自分好みにコツコツ積み重ねて練習していきます。


そんな風に、人から人へ伝わりながら受け継がれてゆくもの事、私は、とっても大切だなぁ〜と思っています。



身近なところに、いろんな事をシェアでき、共感しあえる方々に恵まれて、嬉しいです♪


ありがとう!