星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

さこんうえでの日々

あっという間に9月になってしまいました!

台風の影響か、ずいぶんと涼しい浮羽です。


8月の約一ヶ月の小国滞在も無事に終了し、8月末に浮羽に戻ってきました☆


留守の間、浮羽の周りの友人達やご近所さん達が、庭や鉢植え、家の換気など、いつも気にかけて下さっていたお陰で、一ヶ月ぶりのお家も植物達も、暑さに負けずにとっても元気にしてくれていました(*≧m≦*)

皆様、ありがとうございました!


今年の夏は猛暑だったと皆さん口々に言われてましたが、小国の夏はやっぱり涼しくて、朝晩は18℃程に下がるし、窓を開けては寒くて寝れないほどでした。


覚悟して浮羽に戻りましたが、浮羽に戻った日から雨で涼しくなったらしく、ラッキーな事に、やっぱり快適に過ごさせて頂いてます♪


浮羽に戻ってからもシンクロか?!ってくらい全てがトントン拍子にタイミング良く流れていて、不思議な感じ…


知り合いの方から薪が欲しいのですが〜と問い合わせがあれば、その翌日に薪は要らないか?と農家さんから連絡が入ったり…

リンゴ農家さんから今季初のリンゴを受け取ったらすぐに、リンゴのお菓子のワークショップをして欲しいと連絡があったり…


「さこんうえ」での日々で、食品加工をちゃんとやっていこう〜!と思いを新にしたら、ご近所さんから無農薬のイチジクをたくさん頂き、イチジク&スパイスのジャムを10瓶ほど作ったら、翌日には巨峰を20kgほど頂いてしまった(笑)


10kgをワインやワインビネガーになっちゃうかもな発酵液に仕込み、残りをジュースやソース、ジャムに加工しました☆


どうなってるんだぁ〜



さてさて、約3週間滞在させて頂いていた小国の農家民宿「さこんうえの蛙」での日々。


娘さんのみかちゃんが無事に出産して退院して戻ってきた後に、東京から中学生のお孫さんも帰省してきて、さこんうえ家族は、お父さん、お母さん、さとちん、みかちゃん、赤ちゃん、東京から中学生のお孫さん&小学生のお孫さん、そして私…という一気に8人家族になりました(笑)


宿のお客様のご飯&家族のご飯や宿の掃除や布団干し。

大家族育ちの私は一人で暮らしていても大量に作ってしまうので(-o-;)、いっぱい作ってもすぐに食べてしまうローテーションの早さが、自分のペースにぴったりだったようで、何だか自分をちょうどよく活かせる仕事に恵まれたなぁ〜という感じで楽しい日々でした♪


しかも、子供達と一緒の日々♪

浮羽で周りにいるのは、もう少し小さな子達ですが、小学5年生の女の子と中学1年生の男の子、そして生後間もない赤ちゃんと一緒の日々o(^o^)o


これがまた楽しかった♪


大人だけだったらしなかっただろう楽しみ方をたくさんさせてもらいました☆


原発事故の後、一年以上関東から小国に避難して暮らしていた彼らは、転校して離れてしまった同級生達が小国にいるのです。

その同級生達を誘って、庭でのバーベキューパーティ♪

子供達がいると料理も作りがいがあって、何を作ろうかなぁ〜とワクワクしちゃうo(^o^)o


ピザやフォッカッチャなど一緒に料理もたくさんしました☆


さとちんと子供達は、よく近くの川にアミを持って出かけていて、捕ってきた魚を捌いてフライにして、みんなで食べたりもしました☆


さとちんが子供達に魚の捌き方を教えて…

自分で捕まえた魚を自分で料理して、家族に食べさせる!畑で収穫して料理して食べさせる!


食卓と大地が繋がっている事。

私達は自然から養われている事が肌身を通じて感じられたんじゃないかなぁ〜と思います。


東京にいたら、きっとスーパーで買った食材だから、お金に養われてると思っちゃうもんね…


暗くなったら一緒に花火をして、道路に寝転がって星空を眺めたり、耳を澄まして虫達の声を聴いたり…


子供達が帰る前の数日間は「星のしずく倶楽部」なるものが結成されて会員カードまで作ってくれました(笑)

毎晩、お風呂から上がったらベランダに集合して、マットを敷いて子供達と3人で寝転がり、寒いからみんなで上から布団をかけて、11時過ぎのお月様が上がってきて星達の輝きが霞んでくるまで眺めるのです☆

ちょうど流星群の時期だったし、毎晩たくさん流れ星も見れました♪


子供達がお母さん特製のブルーベリー酒やオツマミも準備してくれて、寝転がってちびちび飲みながらの贅沢な時間でした。


誰か一人お風呂に行ってる時は、二人きりで星空を眺めるので、自然と心も静かになって、内面の深い想いが顕れてきます。


毎日、少しづつ心を開いてたくさんの話をしてくれる子供達。


多感な年頃だろうに、一緒に布団に入って身体を触れ合っていられる、なんとも素直で優しい子達でした☆

私の方が先に眠くなって、みかちゃんそろそろ寝ようか?って言われてた(笑)


自然が豊かで、空気も水も美味しくて〜っていうのもあるけれど、仕事の適性や子供達との時間、安心できる親しい人達との暮らしの全てが、心身の調和をもたらしてくれていた様で、本当に心身が楽だったぁ〜(*≧m≦*)



宿の方の仕事も私が自分の意思で自分のペースで動けるように配慮してもらっていたお陰で、楽〜にマイペースに動かせて頂いて有り難かったです♪


宿って家庭の延長にある気がして、常日頃家でしている事と基本的に変わらない。

私は家庭から離れたくなくて、仕事でもずっとそれしかしてこなかったから、ちょうどよい感じでした☆


宿が暇なお昼の時間に、小国の豆腐料理レストラン「花唐符」にも手伝いに行ったりしてましたが、こちらはしっかりプロの料理。


同時期に両方体験させてもらえたお陰で、自分の中で見えてきた事がありました。


今まで長年田舎で暮らしてきた事を活かして、季節季節の食材を使って料理したり、たくさんの加工品や保存食を作ったりしてワークショップしたりしてきました。

お茶やご飯、そしてお泊まり…と、来客の多い我が家では、いつもたくさんの料理を作り、加工品を作ったりしていたから、その延長で仕事になった。


学生の頃、一番やりたい事はなんだろう…と考えた時に、卒業製作で作った「食卓」。

それが、やっぱり今でも変わらない私がやりたい事なのだなぁ〜と再確認できた日々でした☆


レストランではなく、やっぱり家庭の家族の為のご飯、団欒の食卓。


「さこんうえの蛙」の料理がレストランのプロの料理ではなくて、お父さんが育てたお米と野菜をお母さんが家庭料理として作る。

その時々で味も変わるし、お客様の年齢層や食欲によってもメニューは多様に変化する。


そんな対象がはっきりとわかる、その人の為に作る料理がやっぱり面白かった♪

自分のこれからを見つめるとってもいい機会になりました☆


こんな機会を与えて頂き、ありがとうございました!


暮らしのモチベーションが、ものすご〜くUPしちゃった(笑)


ますます楽しい日々になりそうです♪


小国での最後の日々は、またまた盛りだくさんだったので、それはまた別の記事で〜(^o^)