星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

コミュニケーション

昨日は、何度もこのblogに登場して頂いている天草で英会話教室『リトルイングランド』をされているジュリアン一家が、南小国に家族旅行に来られるという事で、会いに行ってきました☆


ジュリアンの大学の頃の同級生(イギリスの方ですが、奥様がフランス人でフランス在住)がフランスから家族で、ジュリアン一家に会いに日本に来られるという事でした。


南小国で合流して二家族一緒に温泉旅行をしてから、天草に向かう予定だとか…



数年間から、このフランス在住の同級生のお話は聞いていて、一度会わせたいと言って下さっていて、今回の旅行へ合流するように、ずいぶん前から誘って下さいました☆



うきは市から南小国までは、一時間ちょっと。


さすがにGWで、車が多かったですが、気軽に日帰り出来る距離です♪



ジュリアン一家行きつけの南小国小田温泉にある『のんびり荘』は、テントサイトもありテントも張れるし、ロッジもあるし、お部屋で食事付きで泊まる事も出来るという自分のスタイルに合わせて、いろんな泊まり方を選べる宿泊施設。


前回合流した際は、ロッジで一緒に宿泊させて頂きました☆



数日前から『のんびり荘』に滞在されている同級生家族や前日から宿泊されているジュリアン一家は、黒川温泉にも入りたいとの事で、温泉手形で温泉巡りをされているところに私も合流させて頂きました♪



一緒にブラブラ黒川めぐり(笑)


黒川温泉から5分くらいの場所に以前は住んでいたので、行き慣れた場所ですが、こうして観光に来られた方々と歩くと旅行気分になるものです。



あちこち歩いて、いろんなお店に立ち寄ってスィーツを食べたり温泉卵を食べたり、鯉に餌をあげたり…


子供達が5人いたので、ゆっくりペース。


ランチも終わり、皆さんゆっくり温泉巡りしたいというので、その間、私は瀬の本の自家製酵母パン屋さん『ぶらうにい』へ。


長い冬を越えて、山々も原野も芽吹きの時を迎えていて、とっても綺麗でした!

やっぱり阿蘇はいいなぁ〜♪♪♪



山菜が採りたくてウズウズしましたが、まずは『ぶらうにい』に到着。


えっちゃんとお店の周りを歩いて山菜を少し見つけてから、ジュリアン一家が宿に戻った連絡が入るまで、お店でコーヒーを頂き、カウンターで新緑を眺めながらお喋りしました☆



アメッツの事、これからの農業の事、整体の事、みんなの気持ちを合わせてゆく事… あっという間に時間は過ぎて、連絡が。



パンを購入して『のんびり荘』へ戻りました。


子供達から遊ぼう〜〜攻撃(笑)

広々としたテントサイトで鬼ごっこしたり、走り回って遊び、その後は子供達と同級生の奥様と一緒に山菜採りに行きました。




同級生の奥様はフランス人だし、2歳の子供さんも英語とフランス語しか分かりません。


ジュリアン一家の子供達は、日本語と英語。


私だけ日本語オンリー(笑)



日頃英語は、全く使わないので、中学生レベルの英語や単語でさえ出てこない…


でも、みんなが英語で会話するので、次第に耳が慣れてきて、何となくですが言ってる意味は分かってきました。


が、返事が…単語が出ない答えられない…


う〜ん。



皆さん、『リトルイングランド』に英会話を習いに行きましょう〜(笑)



が、もうここは、私の得意技「ワークショップ」(笑)

遊びや身体を一緒に動かす時には言葉は関係なくなり、不思議と溶け込むものです。

だって、子供達は全く言葉が通じなくても一緒に遊びますもんね!


深い話は出来ないけれど、言葉を超えた部分では感じ合える、共に過ごせる。



言葉に囚われない分、伝わってくるものがあります。


動物や植物も同じですよね。




一緒に植物を見つけて、香りを嗅いだり、食べてみたりしながら、ヨモギやフキ、スギナ、ツクシなど収穫しました☆


子供達は、何でも遊びに変えちゃう天才なので、斜面にたくさん出ているフキの採り方、処理の仕方を伝えると2歳〜6歳の子供達4人は大喜びで、斜面によじ登り、フキを採っては私に持って来てくれます☆


同級生の奥様も♪



ツクシとスギナを見せて、これがこうなるんだよ〜と説明したりして、たっぷり一緒に楽しんで、晩御飯の声がかかる頃には、ビニール袋は山菜でいっぱい。


打ち解けて、どんどん英語で話しかけて下さる様になってました☆



晩御飯は、バーベキュー♪

外の焚火では、宿の方が採って来て下さったまだ地面から顔を出してないくらい小さな柔らかい竹の子を皮ごと焼きました☆


この方法、南小国のおじいちゃんおばあちゃんは、よくしていました。


ハチク等の細い筍も皮ごと焚火や炭火に入れて焼くと、中は蒸し焼きになって、とっても美味しい☆


茹でないから、香りや味も逃げないのでしょうね。


鮮度が命の筍だから、自分で採る方ならではの贅沢な食べ方だと思います。



まずは、子供達に食べさせて寝かしつけてから、大人TIME☆



ジュリアン&貴恵さんから、同級生はとっても器が好きだから、持って来て見せてあげて!との連絡を頂いてたので、持参していて、見て頂きました☆


宿の女将さんと女将さんが呼んで下さったご近所の宿の女将さんにも。




以前から、同級生の器好きのお話は、よくジュリアンから伺っていました。


天草で原土や灰釉の事を教えて頂いてた陶芸家の方にも、数年に一度ジュリアンとジュリアンの友人が訪ねて来るのだけど、彼らが選ぶモノが、良いモノばかりを選んで、その渋好み加減に驚くと言われていました。



日本人でも、なかなか分かる人は少ないのに…と。



掘った土を使い、草木の灰を採って釉薬にし、薪の窯で焚く。

そんな器の中でも、作り手が、これはいい風合いに焼き上がった!という納得できる作品があるものですが、そういう作品を選んでゆくそうです。


言葉は通じなくても、そこに込められたモノを感じとり共感してもらえると、分かり合えた満足感があるでしょうね。



少し段ボールから出していると、全部出して見せて!とジェスチャーで言ってきて、明るい所に持って行って、真剣によーく見られていました。


よほどお好きなのでしょうね。気に入って頂けるものがあるといいのですが…




これは、天草で掘った土の作品、これは無農薬の籾殻に埋め込んで、これは○○の釉薬で…と、そんな説明は英語で出来ません。



そこは、またまた器が大好きなジュリアンが説明してくれていたようです。


で、選んで頂いた器達、渋いものばかりでした(笑)

奥様は星座のアロマ&茶香炉を気に入って下さり、ご購入下さいました。


フランスに渡るのかぁ〜


最近、よく海外に渡っています。


そんな時には、ジュリアン&貴恵さんが作って下さった「英語版取り扱い説明書」が大活躍です!

私が説明出来なくても、大丈夫(笑)



選んで頂いた器の中に日本の古代文字である「ホツマ文字」を刻んだ器がありました。


うっすらと釉薬の中に浮かび上がる感じで掘りこんでいたのですが、これは何だ?と気付かれ、貴恵さんに説明して頂きました☆



私が好きで取っておいた椿の釉薬の器も選ばれ、あ〜この良さを共感してもらえるんだぁ〜と、何だか親近感がわいてきます。



今度は、うきはの家にも遊びに行くね!って言って頂き、素敵な出会いとなりました☆


みんなが寝てしまった後、焚火の前でジュリアン&貴恵さんと3人で少しお話して、私はうきはへ戻りました。




言葉でのコミュニケーション、言葉以外でのコミュニケーション。

感じ合い、分かり合うという事。


いろんな事を感じた1日でした☆


誘ってくれて、ありがとう! とっても楽しい一時でした♪