この前の3連休の前に、このブログに何度も登場して頂いている田舎暮らし仲間の増野さん&佐藤君から連絡がありました。
連休は居る?(笑)
40代のオヤジ3人組(オヤジ〜ズ)からバイクに乗って浮羽に行くから一緒に飲もう!との事☆
翌日は、朝から下関でしたが、オヤジ〜ズは全く手がかからないので(笑)、私は朝から出るけど、勝手に鍵かけて帰ってねぇ〜って事で、家に泊まって飲む事になりました。
増野さんは大分から原チャリで、佐藤君は宮崎からハーレーで、久住高原で合流して、浮羽へ向かって走ってきました☆
原チャリとハーレー、ぜんぜん馬力もスピードも違うだろうに、一緒に仲良く走って到着しました(笑)
はい!お土産〜♪と渡されたのは、採れたての栗と鮎の一夜干し!
佐藤君は、ハーレーで走りながら、道端に栗を見つけては、止まったりUターンして、拾いながら来たとか!
そのままでは、車で潰されちゃうから〜拾わずにはいられない!と、一食分の食材を確保できたと満足げ(笑)
そして、増野さんは、前日に川に入って網を仕掛けて鮎取り。
一夜干しに最適なサイズを、ちゃんと処理して一夜干しに加工して持って来て下さいました☆
こちらも、しっかり原材料から調達してきて満足げ(笑)
この二人って…
栗ご飯にしよ〜♪と、栗を剥く準備をし出すと、二人ともマイナイフを出してきて、手際よく剥いてくれました☆
私がケーキを食べてる横で(笑)
何度も書いてる事ですが、増野さんも佐藤君も、私が南小国で暮らしていた頃からの田舎暮らし仲間達で、カレコレ16、17年のつきあいになります。
南小国時代は、車で10分ほどの場所にたくさんの仲間達が暮らしていて、誰かの家にお客さんが来ると、みんなで集まってご飯、困った事、足りないものがあると、いつも、みんなで助け合っていました。
ちょうどいい距離のコミューンのような、家族の様な…
今では、みんなバラバラに暮らしてますが、みんなフットワークが軽いので、距離も関係なく、今でも年に数回は一緒に飲んでいます☆
本当は、もう一人和歌山からハーレーで合流する予定でしたが、途中で力尽き(笑)、四国でテントを張って、翌日に合流する事になりました。
そう、オヤジ〜ズは、何もなくてもいいのです。
外で十分(笑)
だから、彼らが来る時は、何の準備も要らない。
布団を準備してても、どうせ使わずに寝袋広げて寝てしまう。
料理もお任せ。
温泉&買い物から戻ったら、ビールを飲みながら、増野さんは、ツマミ作り。
佐藤君は、外で火おこし。
佐藤君、しっかり頭にヘッドライト付けて、鉈で焚き付けの細かい材を作って火おこしし、炭に点火していました!
増野さんは、台所で蓮根チップ&さつまいもチップを揚げてた!
ポテトチップス買うんじゃなくて、野菜をスライスして揚げてるのです。
あ〜やっぱり、この人達って、スゴすぎる☆
そして、鮎の一夜干しを炭火で炙って、食べさせてくれました。
チップス達も、一夜干しも、むちゃくちゃ美味い!
縁側に腰かけて、たっぷり贅沢させて頂きました☆
増野さんは、今、厨房付きの建物を自作しているらしく、エネルギー独立型の家にしようかなぁ〜と思っているそうです。
南小国の頃も、様々なモノをゴミ捨て場から拾ってきては修理して、足りない人に分け与えてくれていました。
使えるのに、勿体無いと。
だから、私が使ってるストーブやライト、そして太陽熱温水器も、そうして彼らが持ってきてくれたもの。
増野さんの原チャリ(写真見ると針金で縫って修理してます!)も太陽熱温水器もソーラー発電も、みんな、そんなモノ達が息を吹き返したモノ達だそうです。
新しいものが出ると、まだ使えるのに、すぐに買い換えてしまう今の消費のあり方は、どれだけエネルギーを無駄に使い、ゴミを増やして環境に負担を与えているのでしょう。
本当に好きなもの、長年使える良質なものを修理しながら大切に大切に使う事で、いろんな負担が減るだけでなく、大切にする心が育まれる気がします。
そんな、増野さんが今気になっているというグッズを紹介してくれました。
BioLite HomeStove
http://shop.biolitestove.com/BioLite-CampStove_p_15.html
http://biolitestove.com/homestove/overview/
枯葉や小さな小枝等でも、モーターで空気を送り込む事によって、効率良くお湯を沸かす事ができます。
そして、そのモーターは、着火した小枝などの熱によってタービンが回り、自家発電する優れもの。
携帯の充電も出来るそうです☆
小さなタイプは、キャンプや非常用にいいですよね!
でも、日常使いに大きな竈タイプが欲しい!!!
ちょっと寒くなってきたので、炭を部屋の火鉢に移して、今度は部屋飲みに☆
今度は寝袋の下に敷くシート談義(笑)
増野さんは山登りをされるので、出来るだけ荷物は軽くg単位で、軽くコンパクトに…という視点で選ぶそうです。
佐藤君になるとバイクで走って旅をするタイプなので、バイクの後ろにテントや寝袋、シートや様々な道具を積んでいます。
そうなると軽さや大きさよりも、いかに快適に眠れるか…という視点で選ぶそうです。
同じキャンプをする人達ですが、視点が違っていて、とっても面白い!
増野さんのシートは、裏が銀シートになっている薄いもの。
これでも、地面にそのまま寝るよりも熱を奪われないし、痛くないとの事。
小石があるとやっぱり痛いので、敷く前に多少地面を整えて敷くとか!
山登りの方々では、出来るだけ軽くする為に、シートを切って短くし、上半身の所だけにする方もいるらしい。
すごいサバイバルです☆
佐藤君のシートは、わりと大きなもので空気の出入りする栓があり、クルクルっと巻くと空気が抜けて真空状態になって小さくなり、広げると中のスポンジが空気を吸って広がり、クッション性が高くなるというもの。
こちらは、寝心地も良くて、普段のお昼寝マットや座布団代わりにも使えそうな快適さでした☆
子連れキャンプのおすすめ道具たち
心地良い眠りに/コールマンキャンパーインフレーターマット
http://campgoods001.naturum.ne.jp/e1424796.html
アレコレお話しながら、結局3時まで飲んでました(汗)
翌朝、お迎えに来てくれる事になってて良かった〜
行ってらっしゃ〜い!と、送り出してくれて、下関から戻ったら、綺麗に片付いていて、ビックリ!
食べ物の残りはラップして冷蔵庫に。栗ご飯の残りは、食べやすく小さなおにぎりにされてありました。 ビールまで冷やされてた!
綺麗に洗いモノもされてて、布巾まで洗って干してあった(笑)
生ゴミは、畑に撒かれ、ビール等の缶は、外のゴミ箱の所へ。
自分達でちゃんと料理して、朝ご飯等も食べて帰ったようです。
後で、たくさん豆腐を置いて帰ってごめんね〜とメールが…ああ!この細かな心遣い。
主婦のようだわぁ〜(笑)
結局、私は何にもお世話せずに、美味しいものを食べさせてもらい、たくさん持ってきてくれてたお酒を飲ませてもらっただけでした。
楽しみ方が違うのですよね。
上げ膳据え膳で、準備されている事を望むなら、宿に行けばいいわけで、彼らは、そんな事を望んでいない。
何にもない事を、その中で自分達で作り出してゆく工程そのものを楽しんでいるのです☆
だから、ヘタにたくさん準備しておくよりも、何にもせずにお任せしてた方がいい。
屋根とトイレがあれば十分(笑)
何にもない事を楽しむって、いいですよね♪
全てのことを遊びにして、楽しんでしまう子供の様なオヤジ〜ズでした☆
今回もわざわざ遠くから来てくれて、楽しい時間をありがとう!