ここ数日、アクアちゃんの一ヶ月点検で北九州の実家に帰省していました。
帰省する途中に福岡県飯塚市で新しく鍼灸院をオープンした友人のところに寄ってきました♪
彼、たけちやんと知り合ったのは、もう15年以上前になるでしょうか。
たけちゃんが大分の山奥で自給自足生活をしていた時に訪ねて行ってからのお付き合いです。
野性の鹿がたくさん出るような、この先に家があるの〜???ってくらいの山奥(笑)
小さな身体に大きな木を森から担いできて、手ノコで切っていたのが、とっても印象的でした。
その頃は、鍼灸師ではあったけれど鍼灸を仕事にはしてなく、お互いに背中を見せ合っては、あれこれ身体の話をしていました。
私が、ものすごく弱ってボロボロになっちゃった時には、たくさん話を聴いてくれ、慎重に身体を見て鍼を1、2本だけ打ってくれた事もありました。
たけちゃんは、東京出身で、九州での田舎暮らしの後、東京で鍼灸院をされていましたが、原発事故の後、また九州で暮らそうと昨年引っ越して来られました。
御実家が自然食を実践されていたり、調子の悪さは鍼灸で治すような家庭で育たれたようで、自然な流れで若い頃から石坂流の町田先生の所に入り修行されたそうです。
何気ない話の中で、身体に対する話も出るのですが、自然農を実践し、自給自足生活をされていた方らしく、身体についてもやはりその考え方は一貫されているようでした。
ある一部分にある痛みに対して対処するの?って聞いたら、基本的にしないと。
全体の身体の状態を上げてゆく事によって、自然治癒力が上がり、不調がなくなってゆくという考え方は、まさに自然農と同じ。
痛みがあるという事は、身体がまだ本調子じゃなく、無理しないで!という声でしょ、痛みを取ってしまえば無理をしてしまう。
痛みだけ取る事がいいとは思えないと言われていました。
交通事故にあった時に、身体が怠かったり、やたらと眠たかったりしたそうですが、それも身体が痛めた部分を治そうと、そこにいろんなものを集中させてるからだし、そんな時は休む様にそんな状態になっているのだと。
身体の声をちゃんと聴いて理解しようとされている姿勢に、あ〜ちっとも自分自身の心身の声に耳を傾けてなかったなぁ〜と理解しようともしてこなかった事を反省しました。
身体の声を聴いて、それに沿って自分のあり方を変えてゆくのではなく、痛みだけを取り除いて自分のあり方は変えようとしないとしたら、わがままに自分の思い通りにさせたい!と言ってるのと同じ事なのだなぁ〜と。
身体の声を無視して、自分の好きなようにして無理かけて、痛みでもって不調だよ〜って訴えてる声まで無視して、生活を改めようとしないとしたら…
う〜ん。
この心のあり方は、今の社会や原発問題と同じかも…と思っちゃった(汗)
自分の心の中にあるのですよね…
理解しようとすること☆テーマだなぁ〜
そんな事をしてれば、いつか、バランスを崩してしまうのでしょうね。
生活についても、いろんなお話を伺い、外に出て畑も見せて頂きました。
まだ、飯塚に引っ越しされてそんなに経ってないのに、もうしっかり畑の作物が育っていました!
さすが!!!
長年、自給自足生活をしてきて、ちゃんと身体に自然のリズムが身についてるんですよねぇ〜
だから、当たり前の事として動けるんだろうなぁと思いました☆
食やエネルギーと共に医療も自給自足。
自分の身体を治すのは自分自身だと、たけちゃんの鍼灸院のチラシにも書いてあります。
飯塚の方は、保険も対応されるようです。
HPにたけちゃんの身体に対する考え等々書かれてありますので、ご興味ある方は読まれてみて下さいね!
自給想鍼灸院
じきゅうそうしんきゅういん
治療院名 自給想鍼灸院
鍼灸師 上田 健博
所在地 〒820-0064
福岡県飯塚市津島154
Tel&Fax 0948ー29ー1970