苗床の稲もスクスク育ってきて、今度の満月から田植えを始めようかーと、田んぼの草刈りをする為に水を抜きに行きました。
無農薬、無肥料、不耕起の自然農の田んぼ。
架け干しして、足踏み脱穀、手回し唐箕で、できるだけ機械を使わず育てています。
出来たら。。。
冬水田んぼで多年草化出来たらいいなぁーと、水を入れてみてたり。
で、パートナー君が一人生えの稲がたくさん出てるよー!って、一緒に見てたら、なんと去年の切り株からもたくさん出てる!!!
多年草化してる!!!!!
去年は冬暖かったからか?
で、耕しはしないけど、草刈り機で草を刈ってから水を入れずに手植えしてたので、草刈りする為に水を抜きに行ったはずが、急遽作戦変更!
切り株から出ている稲をそのまま育てて、欠けてる所だけ苗を補植する事に☆
多年草化して去年の続きを生きれるのなら、それだけ根っこもしっかり張っていて強く逞しいはず!
水を深水にして、他の草が枯れるか実験。
枯れなければ、田植えじゃなくて草刈りしなきゃーになるかも。。。
なんせ、新しく始める田んぼだし、多年草化も初めて。
初めての事ばかりで、どうしたらいいか分からなくて、その時々に応じるしかない。
でも、今まで田植えする前に草刈り機で草刈りしていて、一人生えしてる稲も刈っちゃったりして、私何してるんだろうなぁーってよく自己嫌悪に陥ってたから。
出来るだけ自然に任せて、稲が健全に命を全う出来るようにーって思いながら田んぼしてるのに、自分の意志で出てきた稲を刈って、人間が育てた苗を改めて植えるなんて。。。
自然に自分の意志で適期に最適な場所に出てきた稲の方が強いに決まってるのに、人間の都合で均等な間隔で人間に合わせた時期に植える。
そんな心の葛藤がありながらも、ランダムに生えてる一人生えの稲に合わせていられなくて、草刈り機で刈って育てた苗を植えてーってやってました。
ここにきて初めて、効率とか、ちゃんと成果が出せるか、とか抜きに、実際自然に沿ってみたらどうなの?って試してみれそう。
多年草化した株と欠けてる場所に植える田植えした稲の違いも、しっかりと分かりそう。
果てしなく大変な作業かもーだし、実りが少なくなるかもーだけど、出来るだけちゃんと自給用のお米は確保するつもり?!で、チャレンジしてみたいと思います。