星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

田んぼの気づき

早々に梅雨も明け、7月になりましたね✨
昨日、やっと田植えも終了しました🌱



苗床が小さ過ぎて苗が全然足りない!!と思って始めた今年の田植え。

冬のお味噌作りワークショップが忙し過ぎて冬季潅水出来なかったので、今年はほとんど多年草株がなく、苗どうしょう。。。と思いつつ田んぼの中を歩き回ってたら、天道生えの稲がアチコチから出ていました🌱

冬水潅水すれば多年草株が残り、水がなければ天道生えが残る





うちの田んぼは、そんな風な感じのようです。

その天道生えの稲を草の中からより分け、草は抜いて天道生え稲はしっかり間隔をとって植え直してゆきました。



天道生え。
どっしり根を張って大きく育ってるものもあるけれど、一カ所からたくさん出てたり、辛うじて根がついてる状態だったり、いろいろ。

なので、ひとつひとつ状態を確かめながら、しっかり育つように対処しつつ、間隔の空いてる所に苗床の苗を植えてゆく田植え。

草取りが終わると、もうすでにそこは田植えも終わってる(笑)

2本立ての予定で苗床に種蒔きしてたのを1本立てにして植えたら、何とか苗も足りました!


田んぼの中を歩き回ってると高低差があり、深い所や浅い所があったり、水取り口や出口の近くの水の流れの激しい場所やあまり動きのない場所があったり、やっぱり田んぼの中も様々。


そして、当たり前だけど水の流れの強い場所や深い所の水は冷たくて、よく見てみるとジャンボタニシは、そういう場所にはあまり卵を生まず、水の流れの少ない暖かい場所にたくさん生んでる!

そして、そんな場所の方が稲の生育もいい!


せっかく、ゆっくりひとつひとつの稲に応じてゆけるのだから、大きく強そうな苗は深い場所へ持って行き、小さな苗は浅い場所へ。

流れの強い場所は数本立てにしてみたり、その場に合った苗を選んで植えてみました。


苗床で苗取りしてると、苗床の外周の苗は大きく立派に育ち、内側の苗はまだ5cmほどのものも混じってる!
平均的には20~25cm位。大きな苗は30cmほどなのに。

今年の苗床の大きさは横が70cmほどで長さ5m位の長方形。

大地の再生講座で習ったのによると高低差をつけると、その3倍ほど土中へと空気や水が気圧によって深く入るそう。

外周の生育がいいのは、風の通りも日当たりもいいし、苗床の周りの溝の効果もありそう。

そして、内側は3cm×3cmに2粒とはいえ、やっぱり密になって風の流れも日当たりも悪そう。



だから、内側の苗の中には小さな小さな苗があって、自分達で苗の高低差をつけて流れが滞らないように自分で対処してるんだーーー!!!って事に気がつきました!

ものすごい自然の摂理の完璧さに、苗床で1人感動してた(笑)


人間は、安定して安心したくて何でも平均的に同じようにしたがるけど、この不安定でランダムなもので、そのまま調和してるんだなぁーって。


昨年、旦那君はそれが分かっててなのか、島のように、小さな丸い苗床を田んぼに点在させてましたが、今頃なるほど!と納得(笑)


鳥除けシート切らなきゃじゃん!!と文句言ってたけど、来年はもう一度島苗床で観察しよー(笑)


ゆっくりじっくり観察してると気づく事たくさん。
そして、気づけば気づくほどこの完璧さと愛に喜びと感謝が溢れるのです。




場所はお山へ移って、春に巣箱へ入居してくれた日本蜜蜂さん達。

どんどん元気に増えて、そろそろ巣箱の増設かなぁーって思ってたら、雄蜂がたくさん出てきてる!



という事は分蜂する???って、事で、近くに待ち箱を置いて様子を見ています。


お山が暮らしやすい場所になっていってるといいなぁー♪