星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

9日、湯布院で行われた「今、福島原発で何が起こっているのか…」という藤田祐幸さんの講演会に行って来ました。

hikarinowa11232011-04-10


講演会の内容が、YouTubeでUPされると思いますので、私のフィルターを通すよりも、各自で直接聞かれた方が良いかと思います。
よかったらチェックされてみて下さい。


その晩、大分の飯田高原に住む田舎暮らし仲間、三奈木さん宅に泊めてもらいました。

家の周りのアチコチに、たくさんの薪が置かれてありました。さすが美しいけれど寒さの厳しい飯田高原。なんと!!ひと冬に、この3倍ほどの薪をストーブとお風呂用に使うとか!

この仕事だけでも大変なものです。


久しぶりにアレコレゆっくりと話しながら、無農薬で育てられた自給用のお米や野菜、近くの「手打ち蕎麦&カフェあるがまま舎」吉岡さんからいただいたお蕎麦の美味しい夕食をいただきました☆

薪ストーブの火を小さな小枝やピーナツの茎の乾燥させたもの等で焚き付け、少しづつ様子を見ながら太い枝にしていき、火を大きくしていき「こうしてると、お年寄りに接してるみたいだ」と朗さんは言ってました。
無理せずに、ゆっくりゆっくり様子を見ながらだから、いたわる様になのですね☆

「自然のモノは、おおらかでユルい」とも。

自然をよく観察しながら、共に生きてるのだなぁと思いました。

良子ちゃんは、去年まで2×3=6(ニサンガロク)という天然酵母のパン屋さんをしていました。

今も家族の為に、そのパンを焼き続けています。

朝には、彼女のお手製パンや友人のパンやお菓子、朗さんや友人達の作った木の器など(その中に私の陶器も加えてもらってました☆)、またもや手作りの温かい食卓でした。

当たり前の様に、いろいろなモノを手作りし、大切に使っていく三奈木家。

良子ちゃんは、朗さんの着古したサムエを裂いて糸にし、織機で織って、自分の古着のジーンズと合わせて素敵なクッションカバーに仕立てていました!

クッションの中綿も、古い布団の綿をリメイクしたとか。

最後まで、大切に手間暇かけて、モノの命を全うさせてあげる暮らしは、愛しい愛しい暮らしだなぁと思いました。


そういう静かで美しい、自然と共存してゆく暮らしが、幸せに原発を無くしていく道なのかもなぁと、私は思います。