星のしずく暮らし

自然と共に ゆったり暮らそ

旧大内邸・母の膳

あまりにいろいろとありすぎて、なかなかすぐにblogに書く事が出来ずに、時間差が出来てしまいましたが、6月30日に恒例の備蓄改め美蓄会議がありました(笑)



前回に引き続き番外編として八女の旧大内邸で、真木さん達の作られたお料理を頂いてみよう!ということになりました♪





このblogに以前書かせて頂いた旧大内邸の記事。


旧大内邸
http://d.hatena.ne.jp/hikarinowa1123/mobile?date=20120608&guid=on§ion=1339167635



ランチに加えて、一品講習もして下さるとの事☆

お話では、柿の葉寿司をしましょう〜との事でしたが、柿の葉が固くなっていたという事で、柿の葉寿司は秋の紅葉の時期にする事にして、今回はチキンハムを作る事になりました!


塩麹に漬けておいた鶏肉をラップにくるんで、ビニールの袋に入れて、水が入らない様にして、一定温度を保つという作り方。




お昼ご飯の前に仕込んでおけば、食べてる間に出来上がり、帰りにはお土産に持ち帰ってもらえるので、晩ご飯の準備も楽でしょ♪という嬉しいお心遣いでした☆


そのチキンハムを使っての様々なお料理への展開や調味料の作り方など、お昼ご飯前から盛りだくさんの内容でした!


それからお座敷でお昼ご飯。


まずは、お座敷に入る前に敷いてあったマットに、皆さん目が止まってました。

古い蚊帳をリフォームして作られたマットでした!


そして、真木さんの着られている服も、使っていた暖簾をリフォームして、ご自分で作られたとか。


チキンハムを作る時に保温しておくのに今回はシャトル鍋(二重になっていて保温機能がある鍋)を利用されていましたが、ずっと箱に新聞を入れて布を貼り、椅子にもなる手作りの保温箱を使ってらしたそうです。


本当にいろんな引き出しが多い方で、様々な分野に手作りが当たり前に行き渡り、その一つ一つが、やっぱり完成度が高くて、美しくて驚いてしまいます。



お座敷に入ると、既にたくさんのお料理が並んでいました☆


その品数と美しさに、びっくり!


お箸も真木さんの旦那様の手作りなのだとか。


いったい何品あるのだろう…


これを一つ一つ全て手作りで、手間隙かけて作られているのですから、ものすごい事ですよね!


身近な旬の食材を色も香りも風味もいかに活かしてゆくか…


みんな晴れ舞台に立ったみたいに、当たり前に周りにある野菜達が、素敵に変化していました☆



豆腐や蒟蒻も手作りのもの。


野菜達も知っている所のものだったりと、何を取っても、本当にそこにある恵みをいろんな知恵を働かせて活かしてゆくという姿勢からズレないのだなぁ〜と思います。



そして、それをここまで様々な物事に浸透させてゆく事は、すぐに出来る事ではなく、長年の当たり前の日々の暮らしそのものからくる、たくさんの経験があるからこそなのだなぁ〜と改めて感じました。



おなかいっぱい頂き、楽しいお喋りに心も満たされ、楽しい一時でした☆



食べ終わった頃には、午前中に仕込んだチキンハムも無事に出来上がり、前回に引き続き年代物の糠床も分けて頂きました。


約1ヶ月ぶりに真木さんの糠床の香りと味を確認させて頂きましたが、私が前回頂いて帰って毎日かき混ぜている糠床とは、もう味も香りも別物でした。



それぞれの家の味になってゆくのですね☆


それぞれの違いはあるだろうけれど、まだまだその状態が糠の調子がいいのか悪いのかの見極めが出来るほど経験がないので、それを確認し、その調整方法を教えて頂けるのは、とっても有難い事だなぁ〜と思いました。


またまた盛りだくさんの美蓄会議でした!


皆さまお世話になりました。いつも、ありがとうございます☆