昨日は、栗の渋皮煮のワークショップでした☆
秋の季節のお料理といえば、栗料理ですよね♪
阿蘇の頃から、毎年この時期になると作っていた栗の渋皮煮。
南小国で、住み込みしていた家のおばあちゃんに初めて食べさせて頂いた時は、こんなに美味しいものがあったのか!!!と大感激して、すぐにおばあちゃんに教えてもらいました。
それから、１８年。
自分なりにアレンジしながら、毎年毎年作り続けています。
栗は新鮮じゃないと、だんだん皮が剥きにくくなるので、出来れば当日の朝に栗を入手して仕込みたいと思っていました。
ですが、今回のワークショップは、５歳と３歳のお子さんと一緒に…という事だったので、栗の鬼皮剥くのは時間がかかるし、きっと、させてさせてぇ〜!って言い出して、危ないだろうなぁーという事で栗の皮剥きは、来られる前に私がしておく事にしました。
でも、子供達には栗を拾ってきて、料理し、食べるところまでトータルで体験して欲しくて、前に見つけておいた栗の木の所へ一緒に栗拾いに行きました♪
残念ながら、もう時期的に栗には遅くて、ほとんどなかったのですが、みんなで探して、数個だけ見つける事が出来ました♪
良かった〜!
自分達が食べるものが、どんな風に出来てるのか、少しでも体感できれば、それでＯＫ☆
ママも夢中で斜面によじ登って探してました。
大人の方が夢中になってはまっちゃう(笑)
子供達も大喜び♪
ついでに、ドングリを拾ったり、いろいろと自然観察しました☆
お腹も空いたので家に戻って、ランチTIME♪
今回は、渋皮煮で数時間かかるし、子供達も一緒なので、ランチは一品持ち寄りに。
おばあちゃんが育てたという自家製の小豆で炊いたお赤飯に炊飯器で作った玉ねぎパン、お子さんの大好物のご飯卵焼き等々、美味しいお料理を作って来て下さいました♪
美味しかった〜
栗の渋皮煮は、栗を傷つけないように鬼皮だけ剥いて、重曹を入れた水で、数回湯でこぼしながら灰汁を抜きます。
湯で汁は、真っ赤。
柔らかくなってきたら、そろーり優しく撫でて、もろもろの渋皮をとります。
そして、黒砂糖をいれて、また１時間ほど煮て、最後に煮詰めたシロップに漬け込んで出来上がり。
３〜４時間かかるのですが、煮てる間は、時間が出来ます。
子供達は退屈してしまうので、外でお風呂焚き＆焼き芋体験(笑)
ノコギリで薪を切って、お風呂の焚き口に詰めていきます。
「一緒にお風呂焚いてみようか〜？」って言った時には、きょとんとして「お風呂を焚くって？」って言ってましたが、いざ作業し始めると楽しかったらしく、ちょっと教えただけで、自分でどんどん動いていきます！
今は、水道の蛇口から勝手にお湯が出るので『風呂を焚く』という事自体が分からないのですよね。
水をお湯にする為には、いろ〜んな方法があるんだよね☆
大人は、時々、栗の様子を見たり、湯でこぼしたりしながら、外と行ったり来たりしてました。
渋皮煮ワークショップというより子供の田舎暮らし体験の方がメインになっちゃった(笑)
それから、藁に火を点けて、小枝に火を移し、だんだん大きくしていって七輪の炭火で焼き芋をしました☆
その間にも子供達は、風呂の焚き口とお風呂場を行ったり来たり(笑)
お風呂沸いたかなぁ〜♪と、お湯の沸く仕組みに興味津々の様でした☆
そして…
お風呂に入る!!!と。
そりゃそうですよねぇ〜(笑)
で、お風呂に入ってました(笑)
自分で薪を切って、お風呂を焚いて、入って、「僕が焚いたお風呂だよ☆」と、大満足なご様子☆
その頃には、無事に渋皮煮も焼き芋も出来上がり…すっかり夕方に。
毎月ワークショップに参加して下さっている方が、近くまで来たから〜と、寄って下さり、結局、そのまま、みんなで晩御飯まで食べることに(笑)
旦那様方の帰りが遅かったようですので☆
出来上がった渋皮煮も試食して、みんなでアレコレお喋りして、一日中たっぷり遊びました♪
話題は、目の前で子供達の天心、自発的な行動をたっぷり見せてもらったので、先日の下関の『ひな豆の会』さんでの上映会の時の内容についてとなりました☆
このブログのひな豆の会さんでの上映会の記事
http://d.hatena.ne.jp/hikarinowa1123/20121009/1349800043
そして、人の目を気にする外側からの価値観にブレないように生きるには…と。
皆さんが帰られたのは夜の８時半ころ。
なかなか、濃い内容の一日でした☆
子供達もたくさん遊んで、ぐっすり眠ったようですが、私も一緒に遊んだお陰か早くから眠た〜くなって、ぐっすり眠りました(笑)
そういえば、オヤジ〜ズの記事の反響が大きくて、皆さんが会いたいそうですよ〜(笑)
今度はオヤジ〜ズと一緒に泊まりたい！ってリクエストも(笑)
子供達連れて、サバイバル体験でもする？？？
今回のワークショップも楽しく過ごす事が出来ました♪
ありがとうございます！
